後記

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旅をしてるとはっとするほど綺麗な人に逢う事がある。

作法が綺麗だったり手捌きが綺麗だったりトランシットを覗く姿が綺麗だったり
働く姿は綺麗だ 
仕事はどんな仕事でも長い事する事によって無駄のない動きが完成されその姿が物凄く綺麗に映る。
それをじっくり飽きるほど見れるのが旅の醍醐味だと思っている。
こんな対応をしてみたいとか 
こんな流れるような動きを出来るようになってみたいと思ったりする。
俺は旅は心の洗濯でないと思ってる 
旅に出てあ~あ~いいなこんな奴になってみたいと思う事が多く
それは出発する前に洗った白いシャツに染みのように付けてくる事だと思う
それがいつか自分の模様になるように 
いつかそのシミを見せれるようになってみたいと

北帰行無事到着

夕方4時頃 八戸の川崎近海汽船のフェリー乗り場に着く
メーターは5352キロ 走行距離742キロ燃費はリッター50キロほど
2サイクルだから意外と燃費が悪い
俺って人生は積み重ねだと思ってきたが もしかしてオセロゲームかもしれんと思った。
フェリー乗り場の日の丸を時間になったのか降ろしてる警備員の父さんがいた。
その父さんに近くで何か美味い物を食いたいと言った。
するとどそこは何が上手い、ここは何が美味いと言ってそれぞれの道順を懇切丁重に教えてくれて世間話をし気を付けて行くように言ってくれた。
すっかり機嫌を直した俺は出航までに時間が有ったので八食市場に行ってメシを食った。
市場は夕方なので店仕舞いの準備で何もかもが叩き売り状態で大満足
教えてくれた父さんにも感謝感謝
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メシ食って戻ってみるとやたらデカいハーレーが二台と1000CC位のなんかよく分からんバイクがどでん~と置いてある。
バイク同士のとっちゃん連中はこれから北海道を走ると話をしてる。
その中で異色の黄色の籠を積んだバイクに長靴にカッパの俺に
大型バイクの一人が俺に話掛けて来て
「これから北海道ですか年季が入ってますね 」と言った。
北海道に帰る事を告げた。「ゾウモウ町ですか凄いですね 」と言う。
俺は増毛町から礼受までの切符を買うとご利益がある事告げマシケと読む事は言わなかった。
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おいおい早すぎるだろうというスピードで着岸するがいつもながら着岸が素晴らしいコンビネーション
どうもリーダーは綱を投げてる人らしい

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今年出来たばかりの新造船でバイクを積む事を意識した構造になってる。
一番小さいバイクは最初に入り最後に出るが定位置にはバックで手で押して入らなければならず大型バイクは大変そうだった。
125CCまでのバイク料金3600円 人間は2等船室で4400円
雨には思いっ切りあたったがいい旅だった。
結局は身体濡れた事もあり野宿は一度もしなかった。
以前はTX650で来たが小さいバイクの方がゆっくり見れて断然楽しい事が分かった。
原付は本当に歩くより安全と感じた 次回来る時は足を上げないで跨げるスーパーカブのようなバイクで5速くらいありクラッチ付が欲しい
全行程6日間 秋田からで約5万を使った考えてみると毎晩呑みに出て宿に泊まってと安い
内地ではたった一台しかバイクにはすれ違わなかったが雪予報が出てるにも関わらずに北海道にバイクが何台も入ろうとする。
う~ん
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日本人はまったくシャイなのか
縄文服を着て手に魚と杖を持って大きな縄文土器の前で無料の記念写真を撮るようになってるが誰も撮らん
折角用意した館側が可哀想と沢山いる中で俺一人が雨にあたったカッパに魚市場で履く長靴にズタズタった遺跡から這い上がったような恰好にこの色々な服を着て鯛やブリを片手におねえちゃんと遊んでいた。
そこになんやら面倒くさそうな一団が紙を持って現れて手にした紙に名前を書けと言う。
おねえちゃんと遊んでる所をテレビに写すので承諾書を書けと言う。
おお~マズイと思ったが青森なら誰も分からんべと思いサインしたが
なんでも深夜の番組でマツコデラックスとか言う女がやってる番組らしい
今までなぜか何度かテレビや新聞に目を付けられ朝日新聞からは焼酎を貰ったが今回初めて承諾書なる物を書いた。
知らないあいだにHBCに長い事7分も写っていたらしいが許諾もテレホンカードやクリアファイル一枚も貰っていないと思う俺はセコイ奴

最後の警備員さんのおかげで東北はほんと楽しかった旅で終わる事が出来た。
なんで遊んでると疲れないのか

北帰行5

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本州最北端 大間岬
以前ここに来た時と違い大間は戻れない所に来てると感じた。
どこもかしこも電源開発をあてにしてるのか長期滞在者の民宿ばかり
もうこうなっては中止などは投資した町の住民は背に腹は代えられないだろう。
多くの民宿は工事が再開されないせいか夜なのに灯りが点いていない 
東北民が持つ まったりとした柔らかい雰囲気は無くなって当然だろう。

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大間の兄弟船ならぬ兄弟バイク 早朝に同じバイクが有ったので記念写真
ここがいかに収益が無いかは6尺程度の屋根ひさしの低さに出てる。
前夜に呑んだ居酒屋三平で聞いた話ではテレビに出るマグロ漁師はほんの一部のまた一部との話で漁師は家族にメシを食わせれないで別れた人が沢山いるとの話だった。
片側に電源開発で儲ける人がいて村全体が貧しかった時と違い際立つらしい

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六ヶ所村の国道 一本内陸側に素晴らしい道路がありうっかりそのまま走るとやがて関係者以外は立入禁止と書いてる所に行きつく場所が何か所もある。

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三沢の航空博物館 三沢から初めて太平洋を横断した飛行機の複製品
全体的には複製品がほとんどで実機を見るには別料金
なんと言うのか複製品は大きさを知るにはいいのかもしれないが
本物が見たい
赤い飛ぶ事が出来ない飛行機を見て「飛ばない豚はただの豚 」
ここで意外な話をボランテァガイドの元戦闘機乗りから聞いた。
この人が居なければあまり面白い施設とは正直言えない

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ジェット戦闘機はみな実機で操縦席に乗る事も出来る。
10トンもある機体が着陸の衝撃に耐える足は凄い
俺的にはレシプロエンジンが見て楽しいが初期のジェットエンジンの本物があり初めて見た構造でや~ビックリこんな構造であの重たい物が空を飛ぶのかと思った。
このあと八戸に向かい走るが斗南ナンタラかんたら言うやたらデカい道の駅に寄る。

一番安いそばを食する為に食券販売機に向かうがあいにく1万円札しか無く仕方ないので同じ店内で一番安い餅を買って細かくし隣の食券販売機にと思ったが
土産物売りのレジに東北には珍しいコマンチキそうな女が御釣りを渡す時に俺の顔の30センチほど前に千円札を扇子状に開き一枚二枚と数え始めた。

超気難しい俺は このレジでのワーが数えてやるからナーは
『開きの悪い目をよく開けて見れ 』とばかりに手元ならまだいいが鼻先に広げる態度はいつも気に入らない お前はジュリアナかレジ台に上がって踊って見れと思うのである。
釣り銭は数えようがどうしょうがポケットに入れた時点で取引は終了で店側には金が足りないなどの責任は無いと考えてる俺はもう止まらん
だいたいガラ空きのド田舎の施設に高価な数百万もする食券販売機など必要なのかなどと余計な事まで考える。
こなると止まらん俺は千円札を見ずに横を向いてつい喧嘩を売ってしまった。
その女はムッタシきた顔で横を向いた俺の横に札を向けて数え渡した。
ムッタシきた女にありがとうの言葉は無かった。
勝手に想像するには元会津武士の娘かもと思って店一杯に貼ってある八重の桜のポスターも色あせる感じがした。
だいたょ~実物の新島八重とテレビの八重は似ても似つかんではないか
詐欺に近いではないか 一度綾瀬はるかをイモトか渡辺直美に代えて再放送して見れと思ってしまった。
レジの会津武士の娘と思われるコマンチキ女一人の為に斗南道の駅もNHKも斗南藩も会津藩も下北半島もうここまで来ると八つ当たり状態になり旅人気分は最後の日にムッタシ来て終わるのかと憂いてしまった。
では釣り銭の最善の渡し方は一体どうやったらいいのかをバイクに乗りながら考えた。

浮世の憂さを晴らしに来て貰う観光業界の恐ろしさは誰であろうが出会ったその顔はその地を代表する事になる。
始発駅前に巣を食う俺は怖いの~怖すぎるの~と大反省してしまった。

北帰行4

道を聞く時に空を指さし青森市はどっちですかと聞き 後はだいたいそちらの方向を目指し走る。
内地の場合は北海道と違い ここが国道かと思うような所が多く惑わされないように空を見ながら走り地図はあまり確認する事はないが
海辺を走る時はこの走りでなんの問題も無いのだが
内陸を走る時は絶えず確認が必要になる。それにいまだ国堺の意識があるのか峠をショートカットするような道路はあまりない
かくして以前に行った大釈迦村に到着
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ここの駅の前には伊藤商店という雑貨屋があり店内は小さなテーブルがあり駅の待合のようになっている。
駅前に巣を組む俺には少々考えさせられる。
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本日の目的地 三内丸山遺跡
ここは凄い大きな設備だがどんな仕組みなってるのか入場料は無料
二度目だがなんど来てもおしろい 中国は4000年の歴史があるらしいがここの縄文時代は驚く事に1万6000年前から道具を使って一定の秩序の上に存在した。
今回の大発見 土偶はパンツを履いているレプリカではない本物の出土品
羞恥心があったのかブラブラして歩きにくかったのか
これだけ古いとどんな解釈をしようが誰も迷惑は掛からんのがまた楽しい

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丸山遺跡が時間オーバーでまた雨の中 浅虫水族館にいき淡水魚を見るが
淡水魚水族館を見続けてる俺には物足りなかった。
陸封された古来の魚が沢山いると思うので もっと見たかったが残念
一番気になったのがウグイ ウグイは降海型と陸封型に分かれるがよく見ると全然違う。
北海道はこの手の施設は無料の所でもどこも立派で皆 旭山動物園を追い越せ追い抜けとやってるような気がする。
その点東北はどこかまったりのんびりでゆるい柔らかさがある。
それが東北に何年も通わせる理由なのかと今回思った。

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水族館の中に貼っていた子供の絵 子供は天才だね。
これから大急ぎで雨の中今夜の食事場所の大間に走る。
津軽は下北とは仲が悪いと以前テレビで言っていたが色々な人に聞くがそんな事は意識した事は無いと言う。
あえて言うなら八戸は苦手と言う人が一人だけいた。
テレビはいい加減といつも思ってるが面白可笑しく作る無責任体質には当たり前と言えば当たり前かと思った。
ただ今は津軽と下北は全然違い下北は道も素晴らしく設備も凄い すべては動燃のおかげか
貧乏な土地を札束で頬を叩くやり方で施設を作り恩恵にあずかる者とそうでない者とを切り裂く結果になるのだろう。
ここ下北を走ると動燃関連施設が集中し異常な事に驚く
自分で処理も制御も出来ない物をさらに消費地より離れた場所に札束で作る連中の狡猾さには毎度ながら驚く
そこには与えられた底の浅い娯楽施設が出来 すべては金が必要となり まるでタコが自分の足を食らうようように、その金を得る為にまた施設を受け入れる。
まるでヤク漬け状態と変わらんではないか
うがった憶測をするなら何かあった時には首の部分を切り離し子供も何もかも住民退去させ隔離に都合がいいし両方は海なのだから流せばいいべやと考えてるのではないかと

下北半島になってる首の部分は幅わずか10キロしかないどうやって逃げるのか
原発関係者は福島に家族共々住んでいるのだろか、
さらに陸奥湾が汚染され対岸の津軽半島に影響があるのは当然の事だと思う。
津軽は砂利道の先にも沢山の人が住んでいるのに

北帰行3

本日最大の目的地の十三湖周辺の陸封された沼群
ここの沼の魚をすくって見てみたかったが雨と風で落ちたら上がって来れない
万が一の時はこんな辺鄙な所では発見されずに保険金も下りないだろうし無駄に人柱になる可能性大なので断念して十三湖中島に移動
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北海道は違うと思うのは道で 北海道はこんな砂利道の先に人は住んで居ない
が東北は普通に人が住んで居る。
北海道の税金も道以外にもっと違う使い道があるだろうと思うのだが
道の先に東北の高野山 弘法寺がある。
アルミのジェンコを少々賽銭箱に入れ世界平和とジェンコの割には朝から降り続けている雨が止むようになど天気から諸事全般目一杯頼み事をしてしまった。
無宗教だがなぜか寺には足が向くナンマンダブ~
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最終氷期埋没林を見にさらに奥にここに行くにはバイクかボロな車でなければ勿体なくて行けない
数万年前の悠久の時を台風の影響雨に濡れながら味わった 
人の人生の時間は過ぎるのは早いが借金の時間は過ぎるのは遅い
同じ自分なのになんと言う矛盾か
などと数年万年前に埋もれた針葉樹を触りながら染みったれた事を考えてしまった。
思うに同じ自分でも時間の単位はその時によって違うのかもしれない

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十三湖中島の駐車帯にある観光客相手と思われる店達も閉まっていたが
地図看板を濡れながら見ていたら遥か向こうの閉まってる店達の中で向かって右端の新岡商店と書いた店から誰かが手を振っている。
広い駐車場には俺以外は誰も居ないのでバイクで手を振ってるお姉さんの処に行った。
こんな雨だから暖って行けと言う。
上は少しいい物だったが下は安物のカッパでバイクのスピードと強風で破れていたので中まで濡れていた。
ありがたく暖まらせて貰い何か温かい物でもと思いシジミラーメンを注文するが風が強く何も用意をしていないので時間が掛かると言う。
こうなるとすぐ感激する俺は駄目で これこそおもてなしの神髄 無償の愛と感激しシジミラーメンを時間が掛かってもいいからと頼む
ラーメン屋は立ち上げるのにもガス代もバカにならない事はよく分かっているが頼んだ。
婆ちゃんが作ったシジミ味噌お握りをくれた。
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普段から味も気持ちもその時その一瞬の時間とその場の環境と言う思いがありカメラを持つ一瞬が心が震える時を切り裂くと言う思いがあり写真を撮る習慣があまりない無い俺は
食ってしまってからラーメンの写真を撮ったので最初はもっと綺麗にトッピングされている。
増毛から来たと返答すると増毛に知り合いが居ると言う。
Nさんと言う人で聞いたが詳しくは言いたがらないような気がしたのでそれ以上は聞けなかった。
今日は竜飛岬を回って陸奥湾横断フェリーで下北に移動と思ったが
フェリーは欠航で竜飛は酷い風なので 
お姉さんは止めて五所川原に行った方がいいと言う。
出しなに荷物になるのは分かったがシジミのお土産を買ってしまった。

忠告は素直に聞いて五所川原のホテルに入って濡れた衣服を部屋中に吊るし干す。
しばらくすると嗅いだ事は無いがジャコウ鹿はこんな臭いがする思わせるような臭いがした
がすっかりそのまま眠りに着いた。

以前から「おもてなし 」や「こだわり 」はジェンコが絡まない無償でなければないと思っている。
有償ならそれは商売の手段であり「頑固オヤジのこだわりの」ナンタラカンタラなどと書くのは恥ずかしい
ジェンコを稼ぐのは「おもてなし 」や「こだわり 」などと言えないそれだけ厳しい世界とも言える。
滝川クリステルにはすまんがほんと俺は面倒臭い奴だと自分でも思ってる。

北帰行2

内地を走っていつも思うのはこういう場所 
急斜面に狭い土地で町まで遠いのに人が住む集落がある 北海道はこういう場所には人は住まない。
場所は男鹿半島
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この場所は冬なら二駆動車なら大変どころか来れないかもしれない
何千年と続く土地で先祖から続く土地に関する思いれが違うのかもしれない
よく耳にするのは武家の落ち武者で身を隠しながら来る日の為に備えていたら500年と言う話はよく聞く
北海道は元々流れ者が主流なので土地に関する思い入れが少ないのが大きな理由と思うのだが

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夕方に秋田から100キロほど北の鰺ヶ沢に到着
普通に道路を走ってるのだが道々に旗を一本立って何かを売っているのを見かけるとユータンをし何かしら売子のおばちゃんとくっちゃべり買い食いをしながら走るので100キロ程度を走るのに一日掛かった。
もうこの辺り津軽になると言葉が違う。
一応商人の端くれの俺が道路の端に傘を立って座って商いをして
一日幾らの稼ぎがあるのかとすぐ思ってしまうが
内地はこのスタイルのまさに物売りが沢山いる。道路に大根を数本とか唐辛子を数パックとか置いて売っているのだが全部売っても稼ぎは知れてると思うし
聞けば自分で作ったと言う その手間たるものは大変なコストで
何か俺には理解不能の金には変えられない価値観があるのか俺自身が変わってしまったのか
とりあえず荷物にならない唐辛子を買いさらに行くと
海岸通りに傘を立てアイスボックス一つを置いてキャンデーを売っていた。
姉が北見に居る、逢いたいと言うおばちゃんからキャンデー買い食い
気を付けての声を聞きながら北に向かう。

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昏くなって鰺ヶ沢に着くが凄い風で飛ばされそうテントどころでなく
さらに天気が悪くなったので観光協会で素泊まりを紹介してもらう。
条件は飲み屋街が近い事と料金が3000円程度と安い事
「いまやってるかどうか分かりませんが聞いてみましょう」と聞いてくれた場所が鰺ヶ沢駅前の尾野旅館 素泊まり3500円
昏くなってから着いたのでよくわからなかったが中はビックリ
地区100年は超えてるらしく床も階段もビカビカまるでピアノ板のよう。
さらに中の造りは和風旅館そのもで
勿体ないと思ったのは何度もの改修で外観から中が想像できない事
何代も続いた旅館は娘は嫁に行ったので私の代で終わりだ~と女将は言う。

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荷物を下ろした所で早速 夜の町を探索に女将お勧めの居酒屋「なら」に行く地元の人が集まるらしい居酒屋は元呉服店だったのが廃業で居酒屋に変身したとの事だった。
マスターいわくなんでも友人の建築設計屋に作って貰った居酒屋の内装は小じゃれたセンスの良さそうな作りで田舎に行くほどよくある都会志向の作りだった。
中のお客さんも背広姿が数人で何を話してるのか津軽弁で早口で全く分からない通訳が欲しいと思うほどだったが
もっとスラム化した居酒屋に行きたかったので早々に店を出た。
『桐子の店』のような居酒屋をあちこち探すが鰺ヶ沢はどうも都会志向か気に入った店が見つからない
明日は旅の第二目的の事もあるので宿に戻る事に
俺は田舎モンだが都会から来る人に都会志向の店もなんだなと思うのだが

北帰行

14日は折角秋田までゆくので帰りは少々遠回りをしたいと思ってボートの上にコンパネを敷き その上にバイクを積んで行った。
料金は新日本海フェリーで3万少々 乗員は津軽海峡フェリーと違い別料金

時期は積雪予報が出始めたのと仕事の一段落時期で台風予報が出ても どうしてもこの日でなければなかった。
思い込みが激しい俺が苫小牧フェリー乗り場だと思い込んで苫小牧に行ったが新日本海フェリー乗り場は
苫小牧を東に行けども行けども着かない遥か離れた東港だった。

気を取り直しフェリー受付に あっと驚く為五郎
予約は明日ですと言う。
トレーラーはネット予約でなく口頭予約なので聞違いもあるのだろうと思って予約ナンバーがただの3番を言うが間違いありませんと言う。
出端からなんか嫌な予感 
言った言わんと言うのだなと日付と予約ナンバーを書いた手帳を見せる。
意識はしてないのだが雪駄を履いた柄の悪いオヤジは多分この時点で普段は半開きの目は全開になり吊り上り 頬はピクピク動いたと思うが
野郎が出てきて「お客様ただ今キャンセル待ちの状態でして少々お待ち下さい」 と言う。
滑舌が悪いのに再確認せん俺にも責任の一端はあるがゲンがワル過ぎ
狭いこれでもかと言う所に押込んでやっと乗船
無線でやり取りをするのか、どの甲板員もやたら愛想がいい
「この狭い所にバックで上手ですね~」などと言うが布団部屋のように狭くとも料金は一緒
牽引して来たヘッドは港に置きっぱなしに暫しの別れ

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翌朝秋田に到着 船を無事引渡し一路津軽十三湖をめざし出発
今回の旅は目的が沢山あり一つは数年後の一定の年齢になったら車の免許を返そうと思ってる。
若い時は一度でいいから車を誰かにぶつけて貰い 被害者として文句を言ってみたいと
思うほど自損事故ばかり起こし生きてるのも不思議と思うほどだった。
その時に還暦まで生延びたら誰かを怪我させる前に車から降りると決めていたが~
さすがに生延びてみたら還暦は早すぎるのと逃げられた嫁さんに日送りをせんとイカンので稼がないといけない為にもう少し延長しようと思う。
が~免許返上はいいが一つ問題が田舎なので足が無いのは困る 
そこで誰かに怪我をさせる確率が少ないバイク免許は残したいと思い
何十年も乗ったバイクにどこまで乗れるのか試してみたかった。
そんな訳で春から準備した とっつあんバイクのK50にテントを積んで
いざ津軽十三湖をめざし出発
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出だし走行メーター4610キロ
10年のブランクはあるがモトクロスで鍛えた腕にはスピードが出ない原付バイクは歩くより安全と思うくらいススイのスイ~でハングオンでコーナーを回り男鹿半島一週
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このバイクと同じバイクを乗っていた土門の父さんと島津亜矢がヘルメットの中でラップする。
バイクのナンバーはゴロが悪く貰い手が無く余っていた 増毛ろー949を貰った。

TPP

今夜は定例会 明日夜にはまた津軽海峡を渡る。
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この津軽海峡には本州と北海道はハッキリと違うと言う事を証明するブランキスト線なるものがある。
それは何千万年も昔から存在している。
動物も一番の違いは熊でヒグマと月の輪熊や本土タヌキとエゾタヌキ 魚も古来種はヤチウグイやヌマチチブなどもハッキリと個体が違う。
そんな北海道の中でなぜ太平洋のベルト地帯で稼いだ金で冷戦下のロシア侵攻からの堤防の役目も終わった後も北海道は補助金で助けられ続けるのか
甘えの構造に胡坐をかき続けた結果は農家はTPPに対抗出来ないで本州大企業にしか目が向かない行き当たりバッタリの政治家頼みのなってる。
経済もハッキリとブランキスト線を引くべきでいつまでも本州の稼ぎに乗っかるべきではない

TPPはいい切っ掛けなのだから 北海道もその中の小さな自治体も自主独立を目指すべきで地産地消をもっと徹底し
物を買う時にはどこの産かを見てTTPで儲ける会社の物は買っても 少しでも長く使うようにし地域の金の循環を目指すべきで地域産は髙くてもご祝儀の気持ちで買う事も必要になる。
これを徹底したのは近江商人で列車が近江の地に入るまで弁当一つ買わないで列車が近江に入ると行商で稼いだ金を弁当にお茶と大判振舞いをすると言う。
現在の大企業も創業当時には近江商人の力が大きかったそうだ。

機械物しか知らんが機械物はなぜか一度故障多発の時期を過ごすとそれ以降は中々壊れない
これには俺なりの考えはあるのだが ここで使う除雪機は平均して20年以上は当たり前に使っている。
さらに修理費はかなりの割合で地域循環に回る。
その点で考えると機械物は単純に出来てる物で車などはスタンダー車が一番修理が効き長持ちがする。
それを徹底的に使い金の道外流出を防ぐのがこれからの北海道の生き残る道だと思うのだが。
TPPによってこれから人口減少など大きな変化が起きるだろうが
北海道は日本中の本当に農業をやりたい人にとっては移住も含めて聖地になるだろう。
もう本州に住む息子や娘が身体で稼ぎ払った税金の補助金に頼る時代は何年掛かろうが官民共に終わらせないといけない

う~んたまに高尚な事を考えてシマッタ 
乗ってるフェリーが沈むかも ナンマンダブ~ 
アラーは偉大なり~ 右の頬を叩かれたたら右の頬を~

みちのく一人旅

俺的にはロシアにはかなわんが日本では一番美人が多いと思う青森県に行って来ました。

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毎度利用する津軽海峡フェリーびるご
津軽海峡フェリーは何かと親切で料金も安い

トラックドライバーの給料構造はどうなってるのか前日からの待機時間も拘束時間だと思うが多分そんな拘束時間の考えは無いのだろうと思う。
俺が仕事が無い冬に魚を運んでいた時は一航海幾らで何日掛かろうが一定賃金だった。
きっと今でもそうだろうと思うが今でも時間給にしたら400円以下だろうと思う。
時間から時間で走るトラックに乗って思うのは右車線を追い越しもせんでタラタラ走る車が一番困る。
長い道中で渋滞か何かあったら時間を取り戻せないのだ。
結果鮮魚など競りに間に合わない場合は一生掛かっても食いきれない積荷はドライバーが弁償 
出来ない場合は雪駄も買えないクタバラない程度の銭を貰って身体で奉仕が続く
積荷は最初は刺身に焼き魚にそれでも余ったら煮魚に最後はフライと食う順番は決まってる。
増毛ではすべての調理方法はその日に揚がった物を使うので何を食っても美味いのだ。
町内で一般的な家庭料理の定食屋が欲しいと思う。
一度だけ寝てしまい遅れ積荷を三日掛かって各地を走り自分で売って歩かされた事があった冬だったから良かったが 
今になって思うのは懐かしいような7倍酢のような思い出

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台風予報の雨の中の空き時間に津軽海峡フェリーのすぐ横にある船の博物館を見学して

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一通り見たので向かいにあった大型スーパーを探索に青森と言えばリンゴだがイカがいい 
弁当とイカ塩辛を買って食った、美味かった。他に焼き鳥も買って二日間で1キロ太った。
次の航海は14日からで今度は秋田でボートの引渡し
安倍のミックスなどどこの話よと思うが安くても買ってくれ仕事があるだけましで皆なに感謝感謝!

黙りもんの屁は臭い

横浜の踏切事故
とっさの事で相手の年齢や費用対効果やリスクなどは後からわかる事なのだが
目の前で起きた事に身体が自然に動いてしまう村田奈津恵さんは普段からかなりな内に秘めた信念があったのだろう。
結果は自分がクタバッテしまったが それは結果でしかなく無我の尊い境地で一歩前に出る事が普段から出来る そんな両親を持ちそんな生活をしていたと思うが
男として生きていきたいといつも思っているが状況判断をする時間も無い状態に出くわしたら身体は脳は一体どう動くのか傍観者となるのか卑怯者となって逃げだすのか俺のちっちゃい脳に凄く興味がある。

ただ今回は不幸にも自分はクタバッテしまったが もし助かったら一地方のニュース程度になったろうしニュースにもならなかったかもしれない。
目の前の出来事にとっさに飛び込んで無事助け ニュースにもならない人はかなりの数が居ると思うが
市井の人の内に秘めたる思いは

普段から黙りもんの屁は臭いのである。
(黙々と何も言わずに日々現場で身体を張って暮らす人でも思いは一杯詰まってる と言う意味)
黄昏た日帰り格安観光地とはそんな屁の臭そうな、そんな人達が一時の癒しを求めて来てくれてるのだ。
俺は思うのだが かなりの数の町外客と思われる人が始発駅の増毛駅前から国稀酒造前の通りを歩いている。
ここの通りを誰彼かまわずの挨拶通りにしたらいいべと 今回の事を考えて
思いを忘れたくないと思うのだが

屁などコキそうもない若い別嬪さんの村田奈津恵さんには来生が天国があって欲しいとせつに思う。
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