ラーメン物語

第一話 海栄ラーメン物語

ラーメンは、中に熊の手が入っていようが、フカヒレが入っていようが、毛ガニが一匹丸ごと入っていようが、ラーメンの […]

第二話 ラーメン店の設備の話

設備で迷った時は、自分の回りから不必要なものをそぎおとした、屋台があります。 あれこそが、設備も動きも究極の見 […]

第三話 ちょいと箸休め

  昨日、7月7日七夕午前中、増毛上空に、珍しくF15、16、17か知らんが戦闘機の機影が見えるより先に、爆音 […]

第四話 「気」について

  スープも作りました、麺も茹でました。 これらは練習次第で誰でも出来ます。 一番難しいのは相対だと思います。 […]

第五話 雷鳴 カミナリから昔へ

カミナリが落ちた。 それも見ている前にまともに落ちた。 その落ちた家には、漁師の爺さんと婆さんが二人で住んでい […]

第六話 ショッパイ川

  有線から、守屋浩の有難や節が流れる開運町新世界。 そこはもともと運の無い人達が集まり、せめて名前だけでもと […]

第七話 箸休め 「魅惑のアンヨ」

 海の上から事務所に、携帯電話で連絡が来た。 相当困っている様子だった。  そらそうだろう、シケで有名な日本海 […]

第八話 それ行けカムエト岬

  第一報が入ってからは色々聞く事がある。仕事は段取り八分よ。  一番に聞くことは名前。 意外と自分の名前を言 […]

第九話 春海と花火(出会い)

Mとのこと  春。 もうすぐ増毛の桜が満開になる季節でした。   15歳になる子供が、両腕を抱えられるようにし […]

第十話 文ちゃんと大盛りラーメン

ある日突然、旭川のN病院から呼ばれた。 そこでは俺の名を呼んでいる人が居るとの事。  まったく知らない人ではな […]

第十一話 焼鳥屋台 小鳥  

 ある日、ガキの頃から知っている、箸にも棒にも串にも刺さらない「考太」から電話が入る。  考太は小学校6年の時 […]

第十二話 懺悔

東京オリンピックが始まる前の年。  名古屋駅裏は、バラックが立ち並ぶ一大スラム街でした。 下りホームを出て、高 […]

第十三話 椎茸と電車

毎週金曜日に、土曜と日曜だけ開店するのに使うラーメンのスープを作る。 ここ元祖店の俺は、自分では一切調理しない […]

第十四話 お礼参り

毎年8月13日はお盆、墓参りである。 誰にとっても、祖先が縄文人だろうが渡来人だろうが祖先を偲ぶ重大な意味を持 […]

第十五話 スッポンの鉄

今年、静岡の大東水産から分けて貰ったスッポンの鉄と百合もすっかり大きくなったが、鉄と百合にとってはこの狭い水槽 […]

第十六話 昭和43年初冬

その日は朝から寒い日だった。  早朝に三菱ミニカの空冷軽トラックに乗って、西郊通りから六番町を右折して一号線に […]