
等々本格的な雪が降って来た
毎年雪が降り厳しい冬がやって来るのは決まってるのに
除雪機エンジンが始動しないと電話が来るのは多い
セルが回らないのはバッテリー上がりとセル自体が回らないと二つあり
ヤマハは遅くまでサイドバルブを採用していたが利点は構造が簡単で修理が容易に出来る
ホンダは早くにOHVを採用して少ない排気量で馬力を出せたが構造が複雑で高い
バッテリーは大丈夫なのにセルが回らないと言うのはこのOHVに多い
原因は長期間放置しオーバーフローしたガソリンがシリンダーに入ってしまい圧縮出来ない為に
セルが回らない
なぜにそうなるかは燃料を携行缶で買って来て自分で入れる為に容器や保管状態に問題がありオーバーフローの原因になる
オーバーフローでOHVとSVでどちらが危険かと言うとどちらも同じくらい危険なのだ
サイドバルブエンジンは構造上オーバーフローした燃料はエンジンには入らず外に漏れてしまう
が早くに気付く
OHVはエンジンの中に入る事で処置によって一気に大量のガソリンが噴き出す。
バルブ交換で治らない事が多くもう高いが危ないのでキャブを交換するしかない

除雪機業界ではホンダとヤマハは両巨塔だが会社の在り方で除雪機が違う
ホンダは農機具を作っていて農家のとっあんがハンマーとモンキーがあれば自分で直せると思わせる作りをする
一方同じ会社なのに使い易さは群を抜くハイブリット除雪機はプロでも修理は苦労する時もある
ホンダはひとつの会社の中にもう一つ会社があるのではないかと思うほどなのだ
ヤマハの故障が少ない理由は製品の品質で鉄板の厚さや強度も違い30年たっても普通に使われている
一番わかるのはオーガー羽根やキャタでヤマハは曲がる切れるはほぼ無いが今期で販売は終了になる
スノーモービルも販売終了になって2年が立ちカナダや北極圏の国では相当困ってると思う
なぜなら大雪原を走る時は故障の少なさは一番大事なのだから
世界のヤマハがなんでこんな事になってしまったのかと
半世紀以上両方のメーカーを見続けて思うのはホンダには野武士の逞しさがあり
ヤマハには何処か毛並みの良さを思わせる処がありその格式の高さがいい品質を生んで来たが
一介のバイク屋や田舎の鍛冶屋では付合いは難しいと感じる事は多かった。
俺にもっと資金力と毛並みがあったならヤマハを売り続けたと思う
確かに販売と利益に2/8の法則はあるが日本は上総介広常を始め野武士が主流なので大衆も忘れたらいかんと除雪機を見て思うのだが
孤高の除雪機と野武士の除雪機と両立しない事は世の流れなのかも知れないが競争相手を失ったものは慢心と足腰が弱くなり滅び海外勢に負ける。
野武士の食い物「道の駅 しもつけ」の幅広手切りうどんは美味かった。

















































