14日は折角秋田までゆくので帰りは少々遠回りをしたいと思ってボートの上にコンパネを敷き その上にバイクを積んで行った。
料金は新日本海フェリーで3万少々 乗員は津軽海峡フェリーと違い別料金
時期は積雪予報が出始めたのと仕事の一段落時期で台風予報が出ても どうしてもこの日でなければなかった。
思い込みが激しい俺が苫小牧フェリー乗り場だと思い込んで苫小牧に行ったが新日本海フェリー乗り場は
苫小牧を東に行けども行けども着かない遥か離れた東港だった。
気を取り直しフェリー受付に あっと驚く為五郎
予約は明日ですと言う。
トレーラーはネット予約でなく口頭予約なので聞違いもあるのだろうと思って予約ナンバーがただの3番を言うが間違いありませんと言う。
出端からなんか嫌な予感
言った言わんと言うのだなと日付と予約ナンバーを書いた手帳を見せる。
意識はしてないのだが雪駄を履いた柄の悪いオヤジは多分この時点で普段は半開きの目は全開になり吊り上り 頬はピクピク動いたと思うが
野郎が出てきて「お客様ただ今キャンセル待ちの状態でして少々お待ち下さい」 と言う。
滑舌が悪いのに再確認せん俺にも責任の一端はあるがゲンがワル過ぎ
狭いこれでもかと言う所に押込んでやっと乗船
無線でやり取りをするのか、どの甲板員もやたら愛想がいい
「この狭い所にバックで上手ですね~」などと言うが布団部屋のように狭くとも料金は一緒
牽引して来たヘッドは港に置きっぱなしに暫しの別れ
翌朝秋田に到着 船を無事引渡し一路津軽十三湖をめざし出発
今回の旅は目的が沢山あり一つは数年後の一定の年齢になったら車の免許を返そうと思ってる。
若い時は一度でいいから車を誰かにぶつけて貰い 被害者として文句を言ってみたいと
思うほど自損事故ばかり起こし生きてるのも不思議と思うほどだった。
その時に還暦まで生延びたら誰かを怪我させる前に車から降りると決めていたが~
さすがに生延びてみたら還暦は早すぎるのと逃げられた嫁さんに日送りをせんとイカンので稼がないといけない為にもう少し延長しようと思う。
が~免許返上はいいが一つ問題が田舎なので足が無いのは困る
そこで誰かに怪我をさせる確率が少ないバイク免許は残したいと思い
何十年も乗ったバイクにどこまで乗れるのか試してみたかった。
そんな訳で春から準備した とっつあんバイクのK50にテントを積んで
いざ津軽十三湖をめざし出発
出だし走行メーター4610キロ
10年のブランクはあるがモトクロスで鍛えた腕にはスピードが出ない原付バイクは歩くより安全と思うくらいススイのスイ~でハングオンでコーナーを回り男鹿半島一週
このバイクと同じバイクを乗っていた土門の父さんと島津亜矢がヘルメットの中でラップする。
バイクのナンバーはゴロが悪く貰い手が無く余っていた 増毛ろー949を貰った。