14日苫小牧出航


今回は小樽出港フェリーが満車で乗船出来ず
苫小牧から19時出航なのでゆっくり支笏湖経由で向かう
北海道の道は車も少なくカーラジオも聞かないので考え事をしながら走るのは丁度いい
この広さに日本の4パーセントの人しか住んでいないで2時間も走れば都会に行く事が出来る
高い山々には遅くまで雪が残る為に本州と違い水不足が起きない
何処に行っても水と土があるとても恵まれた大地で
このまま行くと米は北海道が多く作る事になるだろうと思う


物流苫小牧港 北海道では一番大きい港でRORO船やコンテナ船が何隻も泊っている
ここに来る度に思うのはこれだけの荷物が道民500万人の生活の為だけに有るとはとても思えない
世界中から物が来て世界中に物を出してるから荷物があふれてるので
世界の中の一員の北海道なので自国第一主義や排外主義など偏狭な考え方なのだ。

時間もあったので苫小牧はホッキ貝が産地で漢字では北寄貝と書き
時化の時は浜に寄り拾う事が出来る場所に行ってみる
殻は沢山あったが時化でないので身は入っていなかった
ホッキを無性に食いたくなり港の食堂に行ってホッキカレーを食った
1600円は観光客価格と思うが美味かった
この観光客価格に頼る事は早晩自分の首を〆るだろうと思うのだが
理由はいくつかあるし現実にそうなってるだろうと思う場所もある

ラーメン屋で春になったらメニューにホタテカレーを作るかなと思ってシマッタ
なんでもやって見たくなるのは、ここが俺のダメな処で結局は徒労に終わる事が多く銭も無駄にする
ただやってみて難しいと言う事だけが残るだけなのだが・・・・
ラーメンは屋台でも店がボロでも成り立つがカレーは店構いも味の内の様な気がするので
やっぱり俺の店では無理だと・・・・・
それでも自分用に戻ったら作ってみようと思う 出がけに作った塩トンコツラーメンも美味かったのでまた作ろうと材料は買ってある。


夕方7時 津軽海峡を通り秋田新潟に向かって出航
誰だったか津軽海峡を場面にした小説があったが題名も忘れた
が乗客を観察して勝手に推理するのは船旅の面白さでもある。

2 thoughts on “14日苫小牧出航

  1.  津軽海峡・小説といったら私は水上勉の「飢餓海峡」です。戦後の混沌とした時代に苦界にいた八重にポンと大金を出して救ってくれた男に何年も感謝の念を持ち続け、のちにその人が強盗殺人犯と分かってもその思いは変わらずお礼を言おうと尋ねた挙句殺されてしまう。そんなあらすじだったような気がする。
     今の時代そんな女はいないと思われるが私だったらと八重に自分を重ねてしまう。私も古い女なのだと思ってしまいます。もう一度読み返してみようと触発されて図書館に行ったら取り寄せしてくれるとのことでした。
     ホタテカレ―出来ましたらご馳走してください。何となく貴方らしいこってりとしたカレ-になるのではないかと・・・。

  2. 松本清張だと思っていましたが水上勉とは
    きっと本ではなく映画を見たのだろうと思います。

    あの~ここの町は古い女しかいません

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