目的地は近い


ポント浜に立つ塔は太平洋戦争初期の昭和17年に機雷事故が起き112名もが犠牲になった慰霊碑
北海道はアリューシャン列島に繋がる為に戦争では重要な拠点となっており今でもあちこちに戦争遺跡を見る事が出来る
大勢の人が犠牲になったこの機雷事故も破片を調べればどこの国製かわかるだろうが殆どの資料は意図的に無いらしい
今も年間1800発の不発弾処理があり昨年は宮崎空港で爆発 沖縄では今年6月に爆発し自衛隊員が負傷した沖縄では毎日一件は不発弾処理がある
戦争は始めるのは簡単に起きるが80年たっても後始末は続き
戦争に勝者はいない
お参りしてからさらに海岸沿いをゆく

突如現れる日本ではあまり見る事はないCONTINENTALのテストコース なんでこの場所にどんな縁があったのか
周辺数キロを高さ3メートルほどのガード鋼板で囲って中が見えない様になっている。

仕事柄Brunswick 、Zodiac 、TOROなど様々な外国社の技術講習を受けて来たが
これは日本でやって行くのは難しいだろうと思う事が多々あったがその殆どは日本では縮小していった。
逆を言えば厳しい管理がいる稲作農業と四季折々の美的感覚の日本人特有なのか厳しい日本市場を無視した製品が広く海外では伸び続ける事は難しい事になる。
例えば他にも理由はあったのだろうが日本製でも地元日本市場を軽く扱った過去に世界NO1だった日本製品でも生産は終了になってシマッタ。
実験市場としても地元日本内需を無視した日本製品はやがて世界市場からも淘汰されるのではないかと老婆心ながら危惧するのだ。


カーナビでは目的地まで行ける事になってるのに道は崩れ行って、行けない事はなさそうだが安全をとって断念する。
うんうん人生終末になって少しは物を考える事を覚えた。

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