持ってけ泥棒

IMGP0982
吹雪で予定より一日遅れだったがトレーラーを引いて札幌に行って来ました。
夜の方が走りやすいので午後から出掛け夜中に戻って来たが
自分のファミリーを言うのもなんだが雪の中に見える弁天市場のラーメン屋と焼肉屋の赤ちょうちんを見るとほっとする。
昨年暖かい内地から来たラーメン屋兼焼肉屋の奴らは苦労の分だけ努力もするし人の苦労もわかるいい奴らだ。
ガキも警戒する極道ツラもなくなりいい奴になった。
春に毎年出店する九州宮崎から来た焼き鳥屋のとり丸さんも本当にいい人でチョット見の可哀想な感じの子が来ると俺の物をバカスカとやるホントいい奴!
早く雪が溶けてメンツが揃う春が来てほしい
いまの俺は商売は攻める事ではなく人を待ち続ける事 通りに灯りをつけ続ける事だと思っている。

昭和39年ただ冷たいばかりの伊吹おろしが吹く時期に
道徳通りの和菓子屋で自分では口にする事はない綺麗な和菓子を買った。
これから逢う甘い物が好きな実兄の兄貴の為に
ガキの頃からさんざん殴れ蹴られした兄貴だったが それでも久し振りに逢う兄貴に会えるのが嬉しく何日も前から嬉しく 何日かおきに数百円しか稼ぎが無かった頃
甘い物が好きだった兄貴に綺麗な和菓子を買った。
しけた名古屋の冬の何もかも茶色の公園でベンチに座り兄貴は和菓子を食った。
帰りはなんだかんだと俺を騙くらかし有り金全部巻き上げる内弁慶の兄貴だった。
遭えばロクな事にはならない事は想像できたがそれでも嬉しかった。

身内の情とは深く理屈を超えるものだと思う。
札幌白石の子は一日も早く親元に帰る事を願ってるし、
もし犯罪なら親子を引き裂くような事には男なら決して手を出してはいけない
これほど許されない犯罪はない。

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