美濃白鳥から郡上八幡

ありがたい事に長い事機械ばかり見て来て、それでメシを食わせて貰う事を許されてきた俺は
永久機関は存在しないと思っている。
もし何もしないで動き続けてる物があったらそれは自分を動かす事が背一杯で外に何か役立つエネルギー、恵みを作り出す事は出来ない
地球は太陽の恵み、外からの恵みを受けて初めて成立ち
地方の村も外からの何かしらの恵み、銭の流入がなければ成立たない ここに移住して来て30年
いまユーチューバーで田舎移住失敗を言っているが地域的なものもあるだろうが
山間の村などはそこで暮らす事が出来る人数が仕事や食い扶持等で自然淘汰的に決まってしまう。
そこに自分の考え方や経済活動のみで移住する事は村全体をレミングの行進に招く恐れがある。
一人で何もかもやります出来ますなどと言う永久機関など存在しないのだ。
田舎移住失敗などすべてが悪い事ばかりでなかったろうに、
せめてそっとその場を離れる事が最低限の礼儀ではないのかと
失敗すら他に転嫁してユーチューブで銭にする根性が好きになれない


この山を越える美濃街道を登って今日の目的地美濃白鳥に向かう。


九頭竜道の駅
道の駅でシッコに利用したら自販機でも何かしらの物を買う様にしてるが
ちょっと驚いた事があったが書かない
出逢ったまだ若い彼に気の利いた事を一言言ってあげれば良かったと思ったが驚きで言葉が出なかった。
肝心な時にダメな奴


美濃白鳥には車中泊をする事とこのラーメンを食べに来た。
道の駅の駐車場で呼ばれるまで30分ほど待ってやっと食った空腹は一番の調味料

これから出来る道の駅はこの様な道の駅になってゆくだろうと思う
北海道で近い形態は網走や岩内の道の駅 留萌も歩いて数分の処に飲食店が数ある。
車中泊やシッコだけに唯々利用だけして一円も地元に落とさなければ維持費は出し前に終り
道の駅の閉鎖に繋がっていく
ここの道の駅は観光案内所もあり歩いて数歩数分の処に飲食店が数あり
何処か居酒屋で一杯呑むのとラーメンを食うのがここに来た理由なのだ。
だがほぼ町の端まで歩いたが高級そうな店ばかりで俺が入れそうな店は無かったのだ!
客待ちのタクシー運転手がいる観光案内所で聞くが無いと言う
俺のいで立ちはツナギに雪駄でさらに面は黙ってると少々ガラが悪い
旅先では地元の普通の話が聞きたいのだが諦めて近くのコンビニで夜食と酒を買って車中泊で飲む
呑むと飲むの違いは誰かと楽しくは呑む 一人は飲む
飲みながらつらつら思うには美濃街道約60キロ間では車にすれ違う事はあまり無かった。
周辺の集落の人は一体何処を走ってるのか不思議でこれは岐阜県を走ってる間中感じた。
有料道路ばかり走ってるとは思えないのだが都市間移動はしないのか?


一昨年行った郡上八幡に早朝向かう
前回は時間が無く素通りだったが有料駐車場に止めてゆっくり見て回った。
なにせ裏道大好き男なので狭い路地や裏道を歩いて抜けて見る。


ガラでもないが小じゃれた場所も好き
郡上八幡ではすれ違う人は子供も大人も皆
「 おはようございます。」と言うが
色気の出始めた高校生くらいの娘っ子は言わない


「 あん~た~橋渡ったらんで~行かないで~ 」
「 別れろ切れろは芸者の言葉~嫌~や~ 」
とかなんとか言いそうな橋


裏はこんな感じ
俺は切っても剥しても表面と変わらないムク板とレンガの北海道の田舎から伊勢湾台風4年後の愛知県の都会に移り住んだ、
いきなり都会に行って感じた事は冬も枯れない道端の草や命すら危なく感じる寒さがない事や化粧ベニヤで作られた街にチマチマ感を感じてしまったのだ。
チマチマの反対語はダイナミズムだと思うのだが
一番のダイナミズムは建物や構造物よりどんな環境でも人の命が生きる様で
そのダイナミズムは裏側や内面にある様な気がしてならない


芸術などは一切理解出来ないが路地に俳句か川柳かわからんが書いてる事は何となくわかる
「 インボイス小商人泣く請求書 」
「 トムクルーズは歳を取らない 」
などなど郡上八幡の町屋は小京都風で庶民とは違ってそうだが面白い
こう言うのは高札でもないし書き出しでもない、なんて言うのだろう
どうも美濃人は好きらしい他でも結構見かける事があった。


美濃はうだちの発祥の地でもあるのだが 後で面白い事に気付く


たまに飛び込んでオッチヌ奴は居ると散歩中のおじさんが言っていた
それでも警告とは書いてあるが禁止とは書いていない
なんと書いてあろうが飛び込む奴も子供でもあるまいし見れば危ないとわかるだろうと思う。


出ました~高名先生設計 郡上市総合スポーツセンター
ま~通りすがりの奴が言う事でもないが
郡上ダイナミズムを感じない
地方によくある箱物はコンサルから出来るまでの過程が興味深々

4 thoughts on “美濃白鳥から郡上八幡

  1. 郡上八幡と聞くと凌霜隊を思い出します。どうにもやりきれない気持ちでいっぱいになります。

    再来週から半年、滝川の短大で週1回花の女子大生をしてみる予定です(いえ、ほんとはただの聴講生ですが)。お話ししたいことや聞いていただきたいこと、お聞きしたいことがたくさんありすぎて…。
    どうか近々またお会いいただけますように(拝)。

  2. 暫くバタバタしており久々こちらへお邪魔しましたが、衝撃!!
    僕、正にココですよ!笑
    早朝散策された様ですが、ひと気まばらで静かな町並みだった事でしょう

  3. shuさん
    おはようございます。
    道理でセンスがいいと思いました。
    一昨年岐阜を通りすがり 
    岐阜はもう一度行って見たいと思い行きましたが
    地域地域が個性がありとても見応えのある処でした。
    特に郡上八幡は建物の構造や生活してる人の事を想像する事が楽しく
    ここでは滅多に見る事の出来ない子供達と挨拶出来た事 
    冬は人を見る事がまばらな北海道から行った者には旅先で言葉を発する事がとても嬉しく楽しかったです。

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