二日目も車で寝ていて気付いたら電気が来ていた発電機に繋いでいたコードを元に戻した。
冷蔵庫の中の物は廃棄をしてシマッタが
室内の冷凍庫の氷が解けて室内に水が流れてしまい傍に置いていたNさんからの頂き物の米袋が少し湿っている為にタッパに入れ替える事に さらに今回を予見していたかの様にKさんからのご当地カレーの頂き物
俺ばかりこんなに楽していいのかと思うが 回りを見渡すと誰もたいして困っている風がない
漁師のアニーは朝からバカ笑いの声が聞こえるし そもそもここの近くには店が無く移動販売かタクシーで町まで買物に行くので普段から備蓄があるせいで隣近所も大して困っていない
漁師の持ってる家庭用でも冷凍庫は作りが違うのか数日の停電では解凍になる事は無い
飯炊きが不便ではと聞くと鍋で焚くからなんもだと言う。
外で電気釜でメシを炊きこれまた大した困っていないが どこかで困っている人もいると思うのだが
それが全然わからん
携帯にメールが来るのは遠くの人ばかりで二日目になると、そこは電気が来たかと言う人が多かった。
近くの人同士は連絡を取りあわないのだ
これは相手の状況がわかるのでお互いに我慢をするからなのか
なにか不思議な感じがした。
二軒隣は町で唯一の電気工事会社なので今回の顛末や対処方法を色々聞いたが
それは自分だけ良くなってもと言う気持ちがあり手を出す事は無かったし
電気関係者は普段からの備えもあり一番最後に電気が点けばよいと言う言葉に矜持がある。
集荷も無し相手もなにも出来ない状態で臨時休業
水槽の魚達は流れているので電気が無くても全然構わない
夜行性のナマズ5匹は昼間は動く事は無いのだが何かおかしい落ち着きが無いのだ。
思うにナマズは普段は穴に潜っているので地震は生き埋めになる可能性がある為に地震に対しては敏感なのかも知れないと思った。
やる事が無いのでキャンピングカーはここまで出来た。
乗せるのは手でヨイショと持ち上げて載せる事が出来るほど軽く出来た。
後は扉を作り電気関係など内装工事をやる事にして今日からは仕事に復帰
人災さえなければ自然災害は教訓としてたまにはあってもいいかと思う方なのだが今回は色々と考える処があった。