コロナと除雪機

最初はアメリカのTORO社の除雪機を売ってやがてヤマハが自社で作った除雪機が赤い除雪機だった頃から売り始めて数十年
その初期モデルだけでも二桁以上売ったが 除雪機はこうして開発され作られて行くのかと見て来た事はその後に大いに役立った。

その年の販売する分を9月に発注するので雪が少ないと死活問題までは行かんが
少雪で半分ほど売れ残った除雪機の支払いの為に塗炭の苦しみを何度も経験した。
鮮魚運搬トラックにも乗りチョット稼げると言ったら雑品屋でアルバイトし土方に非正規労働者に行ったり冬山の測量機器運搬となんでもやる。
冬山と海は本当に死活まで数度行った。
そうして稼いだ金は殆どがメーカーへの支払いに回って

売れ残った新車除雪機は翌年年式落ちとなって正常価格では売れる事は無く
例えば50万だった物は翌年は資金繰りの為に40万程度まで落ちて儲けは0円
さらに毎年30台売れると前年の売れ残りを先に処分する為に半分は利益0円で売るが経費は通常通り掛かってゆく
9月発注をしなければ仕入れ価格は変わってそれまた苦しい経営になってゆく
どんなに困っても巨大メーカーは助けて呉れる事はなく
やはり顔の見える範囲の人達がお情けで買って呉れたりとして来た。
それでも死活問題までは行った事はない せいぜい苦活程度なのだ。
商売は一度つまずくと元に戻すまで ゆうに3年は掛かると経験則で感じているが
まったその「 一度つまずく 」と言う奴は
慢心や分不相応な生活や天候などで一度でなく数年置きに何度も来るのが商売で
平時にその備えが出来た者だけが生き永らえる事が出来るのがジエイギョウなのだ。
本気で泣き言を言ってるならサッサとジエイギョウは辞めましょう。
今時は酷い追い込みに遭う事もなく破産の通知一つで楽になってしまう。
だが非正規雇用やアルバイトで働いてる者は失業保険を貰う事はかなり難しいのだ。
口は立ち心理戦に長けてる金食い虫のジエイギョウに回す金があるなら
今日食うコメも無い雇止めなった末端の本当に困っている者達や失業者は職安と連携して直接助ける方が銭も遥かに安く付くと思うのだが
ジエイギョウをやりながらアルバイトも数々やった俺がそう思うのだ。

いかんタイトルと外れてしまったが
本当は除雪機の構造とコロナの話だったのだが
女とは違い男一匹なんとでもなるそれが男の人生なのだ。


除雪機販売業者の高齢化や昨年のまったく雪が降らずにアチコチから換金の為に持込まれた除雪機達これの何倍もある
直せば使えるがそれをやると ただでさえパイの少ない近場の除雪機業者は困る。
銭の続く限り買え支えと思ったが
ドッドどうするべ~箱に詰めてロシアにでも~カニ食いて~

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