留萌からまた小樽に

留萌を出てここに来た。俺は何処かに行くと同じ処を何度もゆく
南小樽市場は新南小樽市場と二か所あり
ここはわかりにくい場所にあるがなぜか観光客が多い

小樽は物価が安いと言えないがなぜかあちこちに地元客用のマーケットがあり様々な物が売っているし
大手スーパーにはないひとを人間を感じるのだ。
ここのから揚げ屋さんの鳥半身から揚げは他ではない味で俺は大好きなのだ。
鳥半身から揚げと言えば、なると、が有名だが一度も食った事がなくここのばかり食っている。

落ち着きがないのでよくあちこち行くがいわゆる観光地はあまり行かないで普通の生活をしてる処を見るのが好きなのだ。
裏を返せば普段の生活が普通でないのかも知れん自分ではあまり意識はしていないのだが他所様から見ると普通でないらしい

観光地はどうしても作ってる感があり、そこに何かシックリこないものを感じてしまうのだ
朝になったら新聞屋がおきて夕方になったら皆が家路に着く普通の生活や雑踏や流れに憧れがあるのだと思うが

これからは適度な田舎の普通の生活が観光の要素になると思っている。
それは一分一秒も気が抜けない太平洋ベルト地帯で働き日本中の経済を支えて自分をすり潰し働き税金を納め経済を回す。
現在ではお金も大事でそうせざる得ない仕組みの中でほっと息が付ける場所が普通の場所で
銭を払う客と銭を貰う側と言うなにかもっと違う行き来があって良いのではないかと思うのだが

美国川の砂が港に入るのを防ぐ為に作った堤防の駐車場で車中泊の車の中から外を見る。

何処かのオヤジが夜通し釣りをしていたが釣れてる風はない
美国の3海里ほど沖ではマグロがぴょんぴょん跳ねていたが
沿岸の海を数十年潜り続けた俺は魚が居る場所はおよその検討が付くがここは釣れない
朝になってオヤジが乗って来た車を見た時になぜこの釣れない場所で夜通し釣ってるのか知った様な気がした。
あちこち傷だらけの軽の黒ナンバーだった。
大手宅急便の口車に乗って軽を買って傭車で入っても儲かる処か食って行くのもやっとで仕事があるのは盆と正月がせいぜいで
都合が悪くなったら切る為に傭車があるのだ。
親なら子の面倒をみんかいと・・・・・

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