等価交換

遥か昔仕事が無い冬期間は鮮魚運搬トラックに乗った。


11年前に大井川傍の昼は食堂 夜はスナックで釧路から来て帰っていないと言うダンプ乗りの彼が切々と歌う
 吾亦紅 
ちびた靴に年から年中着た切りスズメ 車持込庸車ダンプの可処分所得は時給1000円以下 
じゃ~やらなけれ言いべと言うのはそれでは誰がジャリを運び誰が砂を運び建物は誰が作るのか
最後はダンプを東南アジアに売って釜ヶ崎に山谷にと流れ着く
そうなる前に身体が動く内に少しでも田舎の役に立つうちに田舎に帰れと思う。

シワ寄せは弱い処に弱い処にと寄せてゆく 車の中での生活は人間性を破壊されてさらに弱い子供達にといく
田舎者の俺達に出来る事はバカと言われようが何と言われようが声を掛ける相手には声を掛け続け
都会しか生活出来ないと言うのは間違えだと言い続ける事だと思う。
サクランボもぎから魚網外しリンゴもぎと田舎にこそ人間らしい暮らしが待っている。

言いたい事は一杯ある。

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