浜大樹特攻トーチカ群

ひと月間毎日同じ事をし続けやっと終わった。
人間の医者も病気にならない為の医療と怪我してシマッタのを直す医療と分かれると思うが
機械物でも故障を未然に防ぐ点検整備ほど退屈なものはないが こちらの方が根気も真面目さもいる。
俺はどうもこの点検整備が苦手で苦痛なのだが責任もあるし食っていかんないのでやっとこさやっている。
それが今季やっと終わった。
ご褒美に休暇を取ってまた釧路に今回は不思議な沼や川を沢山見て来ようと呼び戻されるまで行って来た。
本当は携帯など大樹のロケットに積んでやりたいのだが


浜大樹で玉砂利に埋まってしまってやっと脱出した 知る限りではこんな場所で一番力を発揮するのはジムニーでその性能には追い付く車は国産車では無いと思う。最初に腹がつかえるのはフレームでトランスファーを守るからして全然違うのだ
早くジムニーのキャブバンが出てくれないかと思ってるのだが


延々と続くトーチカ群


一辺がおよそ6~7メーターほどあった。


ほふく前進で進み中に入って見る 広そうに見えるが前に見える銃眼の縦が20センチ程度、幅がおよそ50~60センチ程度なので広さは畳み二枚程度しかない
ここに機関銃と弾箱と兵士二人と食糧を持って守るのだろうが 前に見えるのは戦艦なのだ一発当たれば破壊はしなくとも熱とガスで一発アウトだし 
一か所しかない銃眼は左右30度くらいしかない ハイ手榴弾ですと投げ込まれたらハイさいならと身体はバラバラ
中の兵士の退却などは一切考えていない陣地で特攻と同じ思想の作りだと思う。
不遜だが零細事業主を思い出してしまった 税務署から呼び出され引く事も許されない
ケツまくるしかないのだが評価額以下でも売れない下手な財産があるとケツまくるにも資金がいる。
すまん不遜だった。

狙った弾が飛ぶ先にも親も子もいるただの人間でしかない 
守るこちらも親も子もいるただの人間でしかない
それが一番わかっていないのが政治家と大本営だったのだろう。
戦争は政治の最大の失敗で政治家が強い者か弱い者かどっちを向くかで決まる。
戦争と経済は密接に絡み儲ける奴がいて後ろで糸引く奴が必ずいるのだ。
まず最初に逢った事も無いそこらの奴を憎むように仕向けられる 
それからそいつの国全体を一括りして憎む様に仕向けられる。
次は殺やらなきゃ殺やられると自国を守るのだと教えられる。
見た事もない相手をドッタラコッタラと憎むのは組み込まれ始めてる証拠だと思うのだが
俺が言うのもなんだが ま~ま~落ち着け~一息吸え~

十勝の空はやけに青い

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