釧路港

どうやったらいいかを見る為に海難事故の例を幾つも見て参考にしている 見てる間に気が滅入るのでシーズン中は見ない
やり方は同じで風上に回りロープを風と潮を見て流す 下に付くと自船がやられる付かず離れずの間合いを取る操船は相手が動かない着岸などと違いかなり難しい
マルシップの船員はインドネシア、パプアニューギニア、フィリピン、ベトナム、中国と外国人が多い 
いま新鮮だのドッタラだの言っても楽な仕事ばかりを選ぶ日本人は外国人がいなければ日本食は成立たない処までいってる。

身体を張った現場は最後になったら誰それも国も関係ない目の前の事に専念するのみなのだ 
助けられた船員の足の細い事
銭の多い少ないではない誰かの為に身体を張って少しづつ男が出来てゆくような気がしてならない 

白糠道の駅で車中泊をした ここはコンビニが横にありトラックなど車中泊するにはとても便利だ。
ぞくぞくトラックが集まり車中泊している。
肩幅ギリギリの車内ベットで服着たまま寝て荷物を下ろしたと思ったらまた帰り荷で今度はどこまで走るかもわからん
それが一週間も続く事もある トレーラーでない庸車トラックは何日もそんな生活をしてる事が多い 
それがトラック乗りの生活なのだ 今はシャーシー移動で少しは楽になったがそれでも走行距離はそんなに変わらん

道あけてやれと思うのだが


朝日に向かって一路また釧路港を目指す。


釧路港到着 何か懐かしい魚を拾いにいった当時の留萌港を思い出させる。

13日火曜日から携帯で呼び戻されるまでの三日間の釧路旅でもっとも印象に残った。
南浜付近早朝をいま時珍しい背筋を伸ばし大手を振って歩く漢の後ろ姿に感動して こっそり付いて行って後ろから盗った。
地べたをしっかり踏み蹴りあげる洋式の歩き方で陸にいる事を確認するかのようなその後ろ姿にきっと世界の海を股に魚を追掛け凄い人生を背負って生きて来たのだろうと思う。

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