じゅごんさん　俺はね　ロクでない事をすればお天道様が見てる。
良い事も悪い事も人生はどこかで帳尻があうと信じていました。
だけどこの子はどんな罪を犯し　死んだ弟を背負って焼き場まで焼け跡を裸足で歩き
親兄弟との楽しい思い出も何もかも炎に掘り込まなければならない罰を受けなければならないのか
この子がその後も発見されない事を考えると
その後死んだ方がいいほどの苦労をし早くに弟と同じ道を歩んだのかもしれない。
こんな小さな子がそれまでなにを思って生きたのか
もし再度戦争など起こせば指導者達も我々もこの子にどんな理由を述べようが許されない

これからは一線だけは越えない恥ずかしくない生き方をしようと
何も持っていない俺が命を掛けても守れるものや新しい価値観が欲しいと切に思うのです。