マヌケな俺

海をゆく時に世界三大発明の一つと言われる。
羅針盤をルネサンス期から少し前まで永いこと使って来た。
だがそれは磁針方位と言う真北とは若干のズレがあり修正をくわえながら進んで行かないといけないし操舵室の環境にも左右され潮流れや風の影響もあり絶えず自分の位置を確認して修正が必要なのだ。
ところが現在の衛星位置を掴んで進むGPSは正確に進路を指し 何処にでもゆく事が出来修正は全く要らない
その為に一度間違って情報を入力してしまった場合はなんの物標も無い大海原は ゆくとこまで行かないと間違いに気付かないそれは現代の科学で便利なった代わりに間違えに気付かずに ゆくとこまでゆく危険性を多くはらんでいる。
人間社会と言う大海原をゆく時にどこで自分の間違いに気付き修正を加えるか それは原理原則で生きる馬や鹿や自然に学ぶ前に やはり人間社会に学ぶべきで たえず修正を加えて行かなければない 多くの友人知人に学び失敗に学ぶ誰かと疎遠になる手痛い失敗をする、その原因は何だったのかそこに真剣に学ぶ 三日かも知れない三ヶ月かも知れない三年かも知れない その原因を外に求めた場合はほぼ修正は出来ずに また条件さえ揃えばまた同じ事が起きてゆく
原因は我にあると思った方が 我を変えさえすれば過ぎ去った時間は戻らんが これから先の人間社会のかなりの部分で我のゆく道が見えると思うのだが
失敗は銭を失うかも知れない、腕の一本くらい折るかもしれん多少痛い思いもするかも知れないが 失敗は天が神が呉れた暗示なのかも知れない
何がなんでも失敗を恐れずドンドン進めとは思っていない 我の失敗は気付かなくとも誰かに迷惑を掛けている事は間違いないのだ。
土曜日に青い車に乗って来た人に火加減を間違えてマズイラーメンを食わしてしまった。
失敗してしまったスマン
万が一再度逢う事があったならひと月分の無料ラーメン券を発行しようと思うのだがどこの誰だかわからん


最近この「 ゆ 」という字が大層気に入ってるのだ。
マヌケな俺をゆるしてくれ

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