裏方その他A

IMG_1450

予想通り今年は除雪機の故障が多かった その除雪機整備もやっと一段落して
こんどは冬山での仕事が始まるが
何の目標もないところで吹雪に逢うくらい怖い事はない
それが一旦林の中に入ると嘘かと思うほど穏やかで風が無い
一人の足手まといはチーム全体を奈落に落とす事になるのでそろそろ引退も考えてる。
もうかれこれ30年以上も色々な会社の測量機器や燃料等の荷物運びや降りてこん奴を迎えに行ったりとやってるが自然相手の戦いは何か特別な運のようなものがあるような気がしてならない
そんな俺は思うのだが年食ってまでエベレストに登ってみたり年食ってから単独ヨットで地球一周などよっぽど回りを危ない目に引きづり込むのが好きなのか暇なのか 
80過ぎて山に登るジジが大騒ぎされるのがわからん
裏方のカメラ持ってレンズを覗きながら山に登る危険さ大変さは当の登山者より数倍も大変で裏方のその他大勢は一切表に出ない

どうせ危ない目に会うならレジャーでなく生産に繋がる事で危ない目にあいたい
落ちて行くの先頭一人で充分で裏方が落ちるとそこが危険な場所だとわかるだけなのだ
 それはそれで裏方は一向に構わないと思うのだが同じ頭(カシラ)でもコイツの為にはクタバリたくないと思う奴もいれば若くてもこいつが言うならどこまでも行ったろうと思う奴もいる。
違いは何か生まれ持った物なのか自然と身に付いた物なのかどっちにせ 後ろにひた向きな親の影が見えるような気がしてならない
牛飼いの息子Oさん元気かいな~長い間本当に大変な仕事だったがいい思い出です。
なにも話す事はないけれどまたいつかきっと
俺はあなたがメシを食う度に持って来てくれたコップの水を決して忘れはしません。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

CAPTCHA