釧路の夜


狩勝峠から十勝平野を見る
北海道の中心は札幌ではない十勝の農産物と釧路の水産物が北海道を支えているのだ。

あっち寄りこっち寄りと狩勝峠で昼になってしまって新得から300キロを離れた稚内に近い北の港から若き現場代人から一報が入る
これが修理業の辛いところで大半の故障やトラブルはいつ起きるかわからない
翌日の夕方まで来て欲しいと言う
帯広一泊予定を変更して釧路に直行して一泊し早朝に戻る事にした

今どきの海の工事会社は皆が敬語を使い誰もタメ口を聞くのを聞いた事がない
昔は潜水夫一人が綱夫など4家族を養うと言うほど高給だが
危険な現場は何かに付けて神経を使うのは今も昔も変わらない

帯広卸売市場で売っている好物のイカ塩辛を買って二階のふじ善で天丼か何かメシを食いたいのだが
今回は帯広の少々変わった名前の塩専門ラーメン屋で食す
北海道で鯛ダシラーメンは珍しい
俺にはこのラーメンは難しくて出来ない
自分で出来ない事を四の五の言うのは男として恥ずかしいのだが
そうかこう言うやり方もあるかと言う味でとても参考になった
今までプロの料理職人を使用して来た経験から
この店はラーメン屋だが絶対に和食か何かのプロの職人だと思った。
帯広に泊まって他の店も食べて見たかったが予定が変わり釧路に直行


釧路河畔駐車場で車中泊 24時間で1650円 トイレもすぐ傍にあり釧路に来た時は定宿


錦町で身体にドクを注入する

知らない街で一人呑む時は
何処に通されるかで自分の見た目の格付けが決まる場合があるので自分が試される場でもある
場末の薄ら暗いスナックなどはカウンターの端にヤサグレた風貌の客を座らせるとお客さんは嫌がるので比較的明るい場所に誘導しようとしたり
誰もいない店にはお客さんは入りづらいのでドアを開けたすぐ傍には見た目のいい客を置いたりなどなど・・・・・と
果たして俺が案内された席は・・・・・・
ひとが呑んで遊んでる時に働いている人に面白い話を聞かせ笑わせてやって歌ッコ聞かせてと
翌日は早朝に行きたい処があるので一軒で〆る。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

CAPTCHA