わけて貰う

土日ラーメン屋が
予定仕込み数が土曜日で消化してしまい日曜日は1時間ほどで終了に追い込まれてしまった
海の町なのに生きたホタテが足りなく当日買い足す事が出来ないのだ
仕込みを事前にもっと増やすべきか悩んでいるが食べれる物を廃棄も勿体ないお化けが出そうで怖いし
これを乗切る事が出来ない事が素人営業だと思う
あと10月6日までを営業したら例年通り長期休暇を取って再度呉か山陰道か東北か道内か悩んでいるが何処かに行こうと思う


美方郡新温泉町久谷字桑替周辺

いわゆる観光地に行く事はあまり無い俺は仕事以外の旅の考え方は
「 わけて貰う 」普段のその地の風習や生活をそっと見て わけて貰うという思いがあり
その為にはよその文化圏から来た者が主(あるじ)ではない
面々と続く歴史が長い内地など山ひとつ超えただけで建物の姿や瓦の種類も全然違ったりする 何故にそうなのかと思うと面白いのだ
そこには外から来た一見さんはお客さんであって その土地の主人ではない
そのお客さんを迎える為に地域の容量を超えた施設を作って廃墟と化してる温泉町などは多い

そうならない為にもあくまでもそっと覗かせて貰う お邪魔させてもらうが旅人の本来の姿なのだと思う


大釈迦村

そろそろ歳なので道内も再度と思って地図を見ていたら意外な事に一度も行った事がない町が近くにあったので先週行って見た
その町は雰囲気がどことなく小奇麗で富良野に似ているが富良野とは距離にして約50キロ離れているので内地であれば他県と言っていい
道の駅はあるのだが駐車場は何処にあるかわかりづらくあちこちに分散してあり離れた場所に止めて歩いて道の駅に戻りバス待ちしてる婆様とクッチャべる
「 昔は食べる店も沢山あってバスももっと本数があった 」と言う
その駐車場の狭さも受入れるのが旅する面白さなのだ

道の駅の向かいの小じゃれた食堂に入るが開店と同時に満席なってしまい蕎麦食ってもゆっくりも出来ずにオートマチックに外に
その後 ナンチャラ言うアウトドアの店を覗く
想像にするにはアウトドア用品を持ってるだけで満足する層と実際に使う層に分かれると思うが
装備の不備は命に係わる雪原や海などで稼いだ俺には秀岳荘のほうが用品は優れていると感じた

華美を排除して機能を突き詰めるとひとつの美となっていくのは機械物でも同じで
その差が航空機と車の違いなのだと思う


ローラン

そんなこんなで町にもその土地に住むひとの生活を極めた事による機能美を持った町が心を引くので
俺は海がある町に豪華廃墟プールを作った留萌にモンベルなど早晩廃墟と化すと思っている。
どうしても作るなら留萌駅を解体せずにそこに各種店を誘致がいいと思うのだが
さ~来月は何処さお邪魔するべ~

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