山岡家ラーメン

この冬は休みもろくに取らんで雪下ろししながら仕事をしてシマッタ
昨日は急にラーメンが食いたくなり酒蔵の前にあるラーメンを食いに行ったが休んでいて
留萌には美味いラーメン屋も天ぷら蕎麦屋も色々あるので行ってもいいのだが
ひとりでは食いに行く事は中々出来ない
それは20年以上一緒に暮らした街で殆どが一緒に食いに行ってる為なのだ。
この感覚は元塩町に住んだ時に生まれて初めて見たスーパーマーケットでひとりで買い物をした時の感覚に似ている。
自分がいかに場違いな場にいるかを感じてしまうけっこうイジケタ性格なのだ。
でも肉体労働が続いたせいか濃いクドいラーメンが食いたい
道内を仕事で走る時は4トンユニックが多いのでメシを食う時に駐車場に入れのは難儀するので駐車場が大きい山岡家ラーメンが多く味に慣らされている。
午後3時から峠を越えて北竜で塩味がする風呂入って滝川にラーメンを食いに行こう
車の中には山岡家のサービス券がゴッソリ入ってる事を思い出し持って店に入った
このサービス券は有効期限が1年で同じ山岡家でも店によってはかすれた期日を見て却下する店もあるのだが
新旧12号線が交差する空知太にある滝川の山岡家のニイチャンは字のハッキリせんかすれたサービス券を5枚選んで取り印字の綺麗な余分に余った物を俺に戻し餃子食べますかと聞いた。


帰りはすっかり夜になってしまった。

ラーメンは時給より安くて手軽に食うもので
それは漫画を見ながら食おうが背中を丸めて食おうがどうしょうが
作り手と食い手の人生がドンぶりに詰まっているのだ それがラーメンなのだと思う。

逃げられた嫁さんが何処かに嫁に行くまで再婚はせんと誓ったおかげでメシ食うにも難儀して
もう30年近くになるので時効かと思うのだが俺が誰かと再婚しても俺より年下を
お兄~様~お父~様~などと呼ぶのもなんだしと思ったりしてるうちに終活になってシマッタ


毎年この時期になると他にも毛糸の編み物やチョコレートなどゴッソリ貰ってしまう
が何も返していない

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