年の瀬の天国と地獄

年末は毎年の事だがかなり遠い過去の事や様々な事を思い出したりと立って歩くのもやっと言うほど疲れる。
すぐカッとなる性格はかなり納まって来たが
それでもまだまだなのでカッとなったら数分待つようにしている。
年末にストーブを売に出したが決済が中々前に進まないのだ。
ムッと来たがガキの頃を思い出した。
原野二線で朝になったら顔に雪が積る様な隙間風が入るバス停より少し大きい小屋に没落した一家6人が住んで居た。
マキストーブ一丁のロクな暖房も無い時代があった事を忘れていた。
その頃を忘れたら俺などはタダの短腹なのだ。
気付きをさせて貰った貴方の苦労はありがとうなのだ。

国連ナンチャラから振込用紙が来たので26日に郵便局に振込に行った西から行った角を曲がりあと数メーターほどで着くのだが排雪の為に旗振りニイチャンが行けないと言う 見えないが何処でやってるのだと
「 すぐそこだからいいべ 」と言うが難くなにダメだと言う
信金の銭を出す小屋前に路駐をさせて郵便局に行って済ませて出ると白い車が郵便局に入って来た。
ムッと来た俺は旗振りニイチャンを地獄に落としてやろうかと
「 アイツが良くて俺がなぜダメなのだ言ってみれ 」と言った。
ニイチャンは一言「 殺されそうになったから 」と言った。
どう考えても白い車のニイチャンより俺の方が殺しそうな顔をしてると思ったがコイツ会社で応酬話法を習ってるなと思ったが
俺は大笑いをしてシマッて 「 ニイチャン殺されるなよ 」と言って車に乗った。

留萌の川北は昔気質の人達が今でも住む地区で歳前に修理代を払うと言って電話が来た。
路地に入ると車はすれ違えないし内心行きたくないなと思ったが出掛け高そうな数の子を貰ってしまった。
帰りに買い物の為に警察と消防署と小さな病院がある通りに出たが
両側四車線が豪雪で一車線になり交互通行になってしまって その真ん中に車が止まっているので双方とも詰まっていた。
クッソこんな処に止めやがってと思って車を見てると婆さんらしき人が降りてるが
一瞬見えなくなった。
あれっと思って見ていたが数台詰まっていたが誰も車から出て動かない
もしやと思って車を飛び出し運転席で前しか見ていない爺に動くなと言って走った。
後ろ座席から降りて転んで車の下に半分潜っていた婆さんを俺は引き釣り出した。
もう少しで天国に行くかも知れんかった。
それにしても後続車線の車は見えていたはずと思うのだが誰も降りては来なかった。
こう言う時は気の短い短腹は動きがまだまだいいのである。


しめ縄は五穀豊穣の神農皇帝を神と崇めるオヤジから買っていたがホームセンターが売る様になってから商いを辞めてしまった。
ホームセンターで売ってるしめ縄に有難みを感じないので取って置いて毎年使い回している
松の内が終ったら又しばらく作業服の下にお隠れになって貰います。

俺は思うのだが小商いの懐に手を突っ込む様な商いを大手がやったら地域の崩壊を生むと思うのだが
天国と地獄

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