邂逅2


日曜日朝に出発しようと思ったが土曜日に近くの道の駅で車内晩メシを食う 車内メシはうどんが一番安いし簡単に出来る。

札幌植物園に日曜日10時に到着するが


なんのコッチャ門が開いていないぞ 若者がじ~っと説明文を見ていた。
なんと休園ではないか休園日は月曜日のはずだが 誰もおらん
若者は残念そうにしばらく立ちすくんでいた。
少しばかり立ち話をしたが日本一周中でこれから南下するとの事だった。
北上するなら増毛に来いと言うのだが 気をつけてくださいと言って別れた。

別れてから何か美味い物でも食わせてやればよかったと
近場のコンビニで暖かいコーヒーでもゴチせばよかったと戻ったがすでに彼の姿は無かった。

 
俺ってホント気の利かない奴で頭の回りが悪い奴だと恥ずかしくなった。
申告が終わったら俺も南下しようと思うのでまたいつか逢おう。

戻ってからパソコンで調べたがヤフーナンチャラ情報ではやはり月曜日休館になっている。
俺は遊びなら何処にゆくにも事前の下調べはしない 出たとこ勝負なのがまた面白いのだ。
戻ってから あれ~はどうだったべ~ともう一度同じ処にいって見るを繰り返している。
基本的には自分の肌で感じた事、見た事を信じてるのだ。

だからスマホとやらでやたら調べているのは何か全員が決まりきった道しか歩んでいない様な気がしてならないのだ。
呑み仲間の一人はそいつは酒を呑みながらスマホとやらが認識出来る様にと正しい発音とやらでスマホとクッチャべっているのだ
 その時は仲間なのが滅茶苦茶恥ずかしい

気を取り直し富公にラーメンを40数年振りで食いに行く事にしてついでに初めて行く二条市場も見学に行って驚いた。
どう見ても中国の人か東京などの都会人と思われる立ち姿やそのままテレビに出て来そうな化粧の人が大勢いた。
田舎モンなのでマジマジと見てシマッタが4~5人見たら如何にも作りましたと言う顔に飽きてシマッタので
信号を渡り狸小路の富公にゆくドンドン進む、やはりこっちの方が落ち着くなと思ったが 
たった信号一つで歩いている人が全然違うのにも驚いたが日曜日なのに全然人が居ない。
観光立国などとほざいて居るが馬脚を露したなと思った。
あれだけ何処に居てもいた韓国の人が全然居ないのだ 商売はリスク分散の為に一人から少なく儲け沢山の人と付き合うのが王道なのだ。
俺はお前は嫌いだが銭だけ持って遊びに来いは絶対に無い 
韓国なんかこんでもと中国頼みの今の惨状を少し知恵があれば誰でも予見は出来たと思うのだが

刃物屋宮文を見っけ~店内見学をしたら肥後守が売っていた。
由緒正しい貧乏人の俺が原野二線から留萌川を越えて山菜を取って来る為に一番最初に持ったナイフが肥後守だった。
思わず数日分の食糧費を差し出して買ってしまった。
俺には男は刃物を使える事、ロープを使える事、泳げる事が絶対条件だと思い込んでいる。

内地に渡る時に汽車は札幌駅で乗り換えなので降りて ここでラーメンを食わないと内地行き列車は青函連絡船に直結してる為にもう北海道のラーメンは食えないのだ。
あっち見てこっち見てと狸小路終点まで行くが富公がない!
近くの店のオヤジに聞く処によるとかなり早くにオッチンでしまったとの事だった。
が~ん 俺のラーメンは富公と山頭火が目標なのだ。

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