摩周湖 ここにはどんな魚が居るのか見てみたいと思うのだが多分何もいないべ
カーナビを使う前は機械に指図されてたまるかと言ってはみたが まったく便利でそのカーナビが信号のある処を避けて走るのか町には中々出ない
朝からメシを食っていないのだ慢性前立腺肥大でオシッコもしたいしと 道の駅パパスランドさっつるにゆく事にした。
駐車場にやたら豪華な屋根一面にソーラーパネルを乗せてさらに横のドアまでソーラーの群馬ナンバーの白いハイエースか何かが
止まっていたので少し離れた場所に止めてその車を観察した。
するとその車から近藤正臣そっくりの白髪頭のオヤジが降りて来て俺の車を一回り観察し始めた。
やめときゃいいのに俺はそのオヤジの車を凄いですねとヨイショした。
ところが
突然、近藤正臣似は「 アンタのソーラーパネルの使い方は間違えてる 」と言い始めた。
ガラスの内側に張るのは充電効率が落ちると言う。
25W二枚と他に10W程度の一枚をコントローラー経由でMFに繋いでいる。
一応車業界にも一時居たので車の側面に物を出す事は歩行者を引っ掛ける恐れがあるので
やってはいけないと考えてるのと落下させた場合は周囲に迷惑も掛ける
副産物として表面のなだらかさは燃費にも貢献する
と言ってやった。
その時エンゲル冷凍冷蔵庫が起動し始めて電圧が一時ダウンし始めた。
近藤正臣似は口をすぼめて運転席にある電圧計を見て そら電圧が落ちたこの程度のパネルで冷凍冷蔵庫が持つ訳ないと言い始めた。
ムッタシ来たがサブバッテリーを積んでる事を言ってシマッタ。
近藤正臣似はバッテリーは12V以下で使用するとすぐダメになるといい始めたが
俺はディープサイクルのバッテリーを使ってる事を言った。
近藤正臣似のど素人め 一発アウトかと思って無視して車内でフライパンでメシを食ったが
今度は
北海道は毎年来て今年はもう四か月も北海道にいるが北海道はバカばかりだと言い始めた。
「 俺は確かにバカだが北海道全部がバカではない 」 と言った。
「 道の駅を使いづらくさせたのは本州のドライバーはマナーを守って使ってるのに北海道のバカドライバーがダメにさせた 」
「 剣淵に一ヶ月いたらパトカーで警察官に二度職質された 」と言う。
そりゃ~近藤正臣お前だったらパトカーどころか名寄第3普通科連隊から自走砲か戦車が来てもおかしくないと思ったが言葉を呑んだ。
ガスを使ってるので横のドアを開けてメシ食ってるのに近藤正臣はアチコチ見たり離れないのだ。
もしかして俺の車が羨ましいのか欲しいのか~自分の豪華キャンピングカーと交換して欲しいのかと思い始めた。
それなら何も言ってくれりゃ~と思ったがどうもそうでもない
今度はガスコンロの横に置いたピンクの携帯電話を見て今どきそんな物を使ってるのはおかしいと言い出した。
俺は俄然スマホがいかに危険かをこんこんと言ったが
近藤正臣はそれでもアッタラコッタラと抵抗して来るので車体から手を離した隙にいつまでも言ってれクソオヤジと言ってドアを閉めた。
車の外で近藤正臣はバカばかりで話にならんと言っていた。
性格は相当面倒臭くネジ呉れていると思うが 何がムッタシ来ると言って これほど性格がねじれているのに俺より30倍は高そうな車に乗ってるのが解せないしムッタシ来るのだ。
地元群馬では春になるとお父さん北海道が待ってるのでしょう~行ってらっしゃ~とかナントカ言われて追い出されて来たのだろうと~
斜里で食材を仕入れて ここは地元の食材が結構ある。
女満別のキャンプ場で早めの一人呑みして明日は早朝5時から船に乗る。
ここで明日20日支払日だった事を思い出しあせった 商人の信用など失うのはあっと言う間なのだ。
地震で下敷にはならんかったが請求書の下敷きになり掛けてるのだ。
女満別から戻り五日たった。
群馬ナンバーの白いソーラーパネル車は今頃何処を走ってるのか
ムッタシ来たがまた何処かで見かけたらまた話掛けてみようと思い始めてる。