地縛霊


エンジンにパソコンを繋ぎデーター解析中 オヤジは自爆霊
このエンジンは10年ほど前に碇泊中に嵐にあって一晩転覆していた船をエンジンをオーバーホールせずに再始動した。
転覆や沈没など塩水に使ったエンジンは何隻も修理したが完全に塩分除去は出来ず鋳鉄を多用してるエンジンはガスケットなど部品到着を待つ間わずか半日で錆びて来る。
防ぐには一度エンジンを始動してしまうに尽きる。
後は壊れた処から部品を交換してゆく方がリスクは少ない 気になる場合は全部新品に交換が万全
船外機やバイクは非常に優れたエンジンで車と違い補機類が少なくスッキリしてる。
小さくスッキリすると言う事は優れたエンジンの特徴でもある。
この形態のエンジンを見続けた俺には車のエンジンは気が遠くなる。

バイクなど4気筒でもデストリビューターなどハナから無くシンプルに出来ているが最近になってやっと車が直にスパークさせるようになってデスビの摩耗や湿気から解放されている。

高速を走らないを信条にしてる俺は車はどこで止まっても歩いて帰れるべゃ~と思っている。
長野に居る時にエンジンからカラカラ音が出始めて最近はガラガラと濁点が付くほど酷くなり始めてさすがに修理をする事にしたが
この補機類を見ると気が遠くなる。
メタルを打ってるのか ピストン側圧音か
それにしてもガラガラ音も4サイクルなので2回に一回は音が変わるはずなのにそんな感じがしないぞ~
それにアクセルに反応して普通に走るのだ。
メタルと言うよりどうも回転部分のベアリング音だと思うのだがウォーターポンプかオルタネーターか
一番安上がりな部分から点検をして出来ればエンジンOHは避けたいと思っているのだが


長野県阿智村 満蒙開拓平和記念館

車が調子悪いのは長野の奥地で子泣き地蔵か首切り地蔵かはたまた怨霊か地縛霊でも拾って来たのかも知れんが
幽霊など全く信じない俺には折角背中に乗って呉れても霊もコスパが合わんと思うのだ
クタバッテまで人を恨むなど性格が悪すぎ誰か他に行っておくれ~!


232沿いから離れた此処もすでに廃村だがこの道のドン詰りに無人の集落がある。

終点 ドン詰り 無人の集落 どっかの元公務員風のオヤジが網で小魚をすくっていた美味いらしい
心が折れ始めてるのか無人のここに別荘でも作ったろうかなどと思い始めてる。
一度も海外に行った事はないが向こうには島が見えるしここが地中海だと思えば思えん事もないな~

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