19日苫小牧東港

この時期はほんと何かに付けて忙しい
 
汽車に乗る時はかあさんは言った「 上を見たらキリがない下を見て暮らしなさい 」と
その日食う米も無い今より下などある訳ないと思っていた俺にはその言葉はつい最近まで理解が出来なかった。
そこそこに永い人生でたった数百分の1の期間で起きた事がグッサリと刺さり今でも思い出したくもない
2月の湖西の現場である朝に会社が無くなった事を知る 伝手が有る者は伝手を頼り次々と去ってゆく
どこにもゆくあてが無い俺はその数日後に気付いた時には天王寺動物園公園の香具師の動作を漠然と見ていた。
それからの生活は人生の中でももっとも下で許す事が出来ないし忘れてしまうと思うのだが
実際にはその時期があったからこそ今の自分がいるのだ でも大した人生でもないがその時期の事はトゲなのだ。
最近かあさんが言った「 上を見たらキリがない下を見て暮らしなさい 」は今に感謝を忘れるなと言う事だと気付き始めた。
さ~明日は新潟だ~
そろそろ自分で恥くさい自分を許してあげようと思い始めてる。

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