トンチャン表と裏

立直りの早い俺はこないだマリーナーの事務所で雑談してる時にウナギのチ~が目に入ったら失明すると言われた それが二人ともそうだそうだと言ったが俺は初耳だった。
うんなんで二人も知ってる事を俺が知らないのか
成田山新勝寺界隈ではウナギ屋が沢山あってウナギを捌いていたがチ~を見たら卒倒する俺が何も気付かなかったぞ 
ウナギがチ~流してるのを見た事無いぞ~
一流の職人に掛かったらウナギはおそらく あれ~なんだべ~と思ってるうちに蒲焼にされてしまってると思う。
それがウナギ捌き職人の技だと思う。

弘前城前のピーナッツ煎餅焼きオヤジが焼いてる煎餅を素手で木の板に載せ その木の板が焦げるのでオヤジに熱くないのかと聞いた。
オヤジは熱いと言ってピーナッツ煎餅を焼いて俺に呉れたが熱くて持てたもんではなかった
凄いぞピーナッツ煎餅職人

一流の商売人はどんな相手でも喧嘩腰などは絶対に居ない、
どんな相手でもモミモミと揉手をしニコニコと頭を下げて
『 あんたハンの財布を店を出るまでにスッカラカンにして見せまひょう~ 』
と狙って実際にスッカラカンのオケラにさせてしまうし
揉めた相手はケツの毛まで抜くのが一流の商売人

バイクを見て頂けなのに気付いたらヘルメットまで被ってさらにローンを組んで五年後の給料までスッカラカンに
それでもローンが終わらんうちに次は何買うべ~と考えさせるのが一流の商売人なのだ。
やってる事はかなりの鍛錬と苦労があるはずなのにチョット痛いですよ~などと言ってバックりと歯を抜いてしまったり歯の奥までドリルを掘り込んでしまうのが一流の歯仕置き人なのだ。
職人は素人が見ると誰にでも出来そうに見えるほどニコニコと簡単にやってしまうのが職人で
普通は出来ないだろうと言う時でも僅かに見える一筋の光明を探し続けるのが一流の職人であり一流の商売人なのだ。

どうも今の時代のギスギスした寛容の精神が無くなったのは一流の政治家が居なくなった事にあるのではないのか
口をひらけば制裁制裁と勢いのある強気の発言ばかり それは世界のトラブル男トランプに代表される。
そのなんでも強気に出れば解決すると思う強気発言は隣近所のもめ事や学校の揉め事にまで利用されてゆく
が本当に職人であり交渉人なら表向きは穏やかに手を出し握手はするがもう一方の手は拳を握りこの交渉が失敗に終わったら貴方には相当なペナルテーも用意してまっせ~と
その交渉過程は墓まで持って行きましょうとなる。
オヤジと「 腹にドスを呑み込んで 」と明かしたのは早坂 茂三

誰も知らないうちに危機が去ってゆく為に当然評価はされる事は無い
世間は知らない間に危機が去ってゆく それが本当の政治家ではないのか
明治維新がどんなに新しい時代を開いたと評価されようが函館の碧血碑を見ると裏で何があったのかがわかるが
官軍達は裏でやった事を語る事は無いので後日忘れて無かった事には出来んと賊軍側に碑を建てられた。
新しい時代には表もありゃ~裏もあるのが普通
困り事は裏を見る事も重要なのだ。

弘前城の官軍
 
一筋の光明を探すのに裏でどんな苦労をしようが政治家がいつもニコニコとして大衆に接した時は大衆は安堵し稼業に励みそこに寛容の気持ちも芽生える。
現政権はさもさも苦労してると言う態度をし制裁制裁と喧嘩腰の強気一点張り
そんなのは一流とは言えんと思うのだが
逆も真で喧嘩する時に相手が恐がるのは本性と実態が見えないから恐いのだ。
いつも笑顔でニコニコと頭は低くう~
どうにもならん事は笑って誤魔化すのが一番

トンチャン(名古屋の味噌ホルモン)でもピョンチャンでも機会があったら四の五の言ってないで
一筋の光明を探しに行って来るのが政治家の仕事ではないのか
身の危険があっても銀の箸でもわからん一服盛られても変わりはなんぼで居る。
政治家のくせにケツの穴がチイセンだょ~素人政治家根性無しメ~

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

CAPTCHA