紅の豚

二泊三日で無事かどうかわからんが退院出来た結果は1週間後 
退院後の注意を散々聞いたが忘れそう。
担当させて頂きますと表面に表れるスタッフだけでおよそ12~14人中に男性が3人あとは女性ここの病院は直る見込みの無い者は受け入れないそうだ。
そのせいかあまりにも弱ってる人を見る事はなかった、もっとも病室には居るのだろうが車椅子は少ないと感じた。

暇なので沢山考えてしまった。看護スタッフに黒木華が居ても連れ帰る事は相当に難しい事を実感した。
殆んど全員が一重瞼で根性がありそう 病気は全員が治る訳ではない その時に一人一人に共感していたら共依存になり自分がボロボロになってしまうだろう 
同じ修理業でも自分を犠牲にしてこの仕事してると感じた。
どこかに『 怪我だ~病気だ~そりゃ~ア~タ~の運と心掛けが99.95パーセント 後の0.05パーセントを私達がお手伝いさせて貰ます 』 と言う処が無いと この医療の仕事はスタッフ自滅への道を歩むかも知れない
そのせいか離婚率がやたら高くギャンブラーも多いらしい そりゃ~そうだろう
精神的にも身体的にも疲れて帰って来て亭主がポルコだったら下手な男など邪魔なだけだろうと思う。
( ポルコはポルコ・ロッソで紅の豚の主人公で 男女職業問わず自分では何もしないであれもして呉れない これもして紅れないと言う奴は紅の豚ポルコと俺は呼んでいる。
結婚出来ない女や男は相手は自分に何をして呉れそうか、どんな未来を提供して紅れるかと想像する 
それは自分はこれだけの物や器量があると相手を天秤に掛ける事自体が商取引と同じでたった一度の人生を金や物の取引と同じレベルにしてしまう 
そんな奴は一生独身で居てそのうちに人付き合いもウザくなって一人がいいのょ~などとなってしまうのだ。
目の前にネエチャンが居たら取りあえず口説いて支える側に回るか 自分なりに自分の財布に合わせチョコマカチョコマカと少しづつ改造するのが男の甲斐性と思うのだが 
改造が失敗に終わり別れるにしても相手が次を見つけるまで一生面倒をみる覚悟があれば素材のいいネエチャンや野郎はそこら中にいる )
共依存になる可能性と夜勤と言う人間本来の生活を捨ててまで医療の仕事をする人達には頭が下がりぱなしでギャグの一発も口説きのセリフも出る事はなかった。

医療関係者を連れ合いにするには余程のバカ野郎を装う事が出来る者か超出来のいい野郎でなければ追い出される事は目に見えてるので黒木華は諦めてトボトボと車で帰って来たが道路の継ぎ目がやたら身体に響いた。 

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