崖下村資本論とホームレス

休眠会社の決算が悩んで悩んでやっと終わった。
結果は俺は泥棒と同じらしい 休眠会社の一角に広さ13畳の部屋を作りそこ住んでいる。

元々は個人商店がバブルで調子こいて法人にしたのだが、その時に会社に建物も車も丁稚時代に買った工具も提供したが御代は会社から貰っていなかった。
と言うか金が無かったのと社員は殆んど全員箸にも棒にもからん奴ばかりで一週間に一回は事件か乱闘で結構楽しい思いはしたが
皆納まる処に収まり誰もいない平和な日々を迎えたが残ったのは結構な負債だった。
それをK女史と二人で残った資産を売りながら毎月ウン十万づつ返した。
最後に返し終わった時にK女史にもう借金はしないで下さいと言われたのが今でも耳に残っている。
修羅の会社で一杯苦労を掛けたK女史はその後退職して10年近くたつのに今でも毎年暮れになると寿司折を持ってお世話になりましたと挨拶に来る。
野郎どもはたまに右隅に赤い点が付いたハガキを送って来るだけ
まったく野郎はロクデナシの役立たずばかりなのだが
いつか塀の中でラーメン屋のやり方を教えてみたいそれがK女史の想いでもある。
どんな相手にも教えると言う事は教わる事でもあるのだ。

商売は借金は返せても貯金は出来ないと言われるが俺の場合は違った、
そのまま寝る間も惜しんで猛烈に稼いだが
ボートブームが去り毎期赤字の連チャン大手のメーカーでも廃業する状態になり稼いだ金は全部使い果たした時点で休眠会社になったが借金は一円残らず返した。
帳簿に残ってるのは社長の給料未払いやや15年分ウン千万だけだった。
それは会社に貸したままになっているので何も気にせずに事務所の机を寄せて、
そこに畳を二枚敷いて暮らし初めたのが最初で
そこに匠コーポレーションの社長のお情けで13畳間の部屋を作ってくれた。
そこからマタマタ運を引いて現在に至るが
休眠会社建物に住んで居るのは財務省国税局のナンチャラカンチャラが言うには会社財産を盗んだ行為で泥棒と同じだと言う。

休眠会社でも車税や固定資産税などの税金は掛かるがその原資はどこからかカッパラッテ払おうが誰が払おうが構わないらしい

制約の無い個人事業主なってからは黒字で税金も結構払っているが
どううするべ~海に飛び込んでも泳げるし高い所は登るにも見るだけで足はすくむし
そもそもカッとなったら何するわからん性格だったのが修理と言う仕事を続けさせて貰えた事と俺以上にカッとする連中に囲まれた生活だったので今日までなんとか来る事が出来たが
泥棒呼ばわりされるなら休眠会社建物に火を付けてエビ祭り終わったらホームレスになるしかない
さ~向かって来い 建物の回りにはマキは積んだ狙うのは誰か彼構わず首を狙う。

One thought on “崖下村資本論とホームレス

  1. はいさい!!ご無沙汰をしております。
    お元気そうでなによりです。
    4月に人事移動で石垣島に島流しになりました。
    仕事が出来ないので左遷ですかね~(給料は上がったけど・・・・)
    近いうちに石垣のパインを送りますので味見をして下さい。
    高倉健のステーションを見てたら懐かしくなりました。
    又、増毛にお邪魔するために一生懸命仕事を頑張り金を貯め来年
    会える事を楽しみにしております。
    それではどうぞご自愛下さい。
    追伸:沖縄では辺野古の海が埋め立て工事が始まり悶々とした日々が
        続いております。多方面の応援をお願いします。 

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