現場第一

トレーラーには車検証に記載されてる区分は二通りあり
トレーラー側に積み荷重量が全部掛かるのはフルトレーラーと呼び
けん引車側の第五輪にも重量が掛かる、よく見る大型トレーラータイプの物はセミトレーラー区分になる。
第五輪荷重ゼロのフルトレーラー区分の中でもボートトレーラーだけは違った記載になる。
理由は船の重量配分と重量中心位置が通常荷物と違う為に車検証にはボートトレーラーと書かれ構造計算や検査方法も違う。
それほど船はエンジンは何処にあるか積載位置は何処にあるかで重量中心位置の特定が難しい
この船を吊上げる仕事をやってから いつかは吊り上げた船の下敷きになるのではないかと思い覚悟はしてきた。
自分が下敷きになる時は一気に行ってしまいたいが間違っても他の者は下敷きにしたくないと思うから現場を知らない素人に手伝わせる事もしないし近づく事も話し掛ける事も許さない
作業中は近づく者に丁寧に小さな声で「 危ない~ですょ~ 」などはない
「 バカ野郎てめえ~近づくな! 」と怒鳴るのが普通

船は船首に行くにしたがって細くなり進む時に水を搔き分けると共に浮力持たせる為にそういう構造になっていて
これは曳航すると引かれた船は船首を持ち上げる事からもわかる。
さすがに沈んだ船を曳航した経験は無いがそれは水中でも同じ事が起きると想像される。
船はトン数を言う場合は通常は容積トン数をいい船体重量ではない
水密区画は容積に換算されないが水没した場合はその区画も水が入る為に1立方一トンになって容積トンの何倍にもなってしまうので船底か船尾にあるキングストンを開き水を抜きながら上架するのが現場の作業員の命を守り二次災害を防ぐ安全な作業方法になる。
さらに掛けるスリングは二本以上は掛ける事はない
それは船首側の胴回りと船尾側の胴回りが違う為に二本以上掛けるとどれかが中心になった場合は例え天秤があってもそれを中心として前後のバランスを崩すからなのだ。

いったい誰が作業現場を無視し地切りをさせずに水中に水没させたまま航行すると決め指示したのか
当然現場を知らない発注側の最高責任者であったと思うのだが
それはいったい誰なの

水中曳航中に水流で船体位置が変わる事は充分想像出来たはずで
ここからは俺の想像だが俺なら落下して初めて言った通りでしょと指示した者に言う。
もっとも記録に残っていないだろうからただの遠吠えになってしまうが
命がけの作業が終りさらに甲板作業に暗闇で寝ずの見張りなど作業員にさせられるか!手すりもない作業船で足をすべらせたら海なのだ。

180メーターの海中に転落させてしまった事を
お粗末な作業と言ってしまうニュースキャスターやスタッフはテメ~達の頭がお粗末なのだ。
身体も張らんとま~次から次と口先三寸でメシ食ってるテメ~達にケリを入れてやりたくなってしまったが
テレビは一台しかないので思いとどまった。
あまりにも無責任で無知でも解説するニュースキャスターや提灯付けるヤフコメを見ると悲しくなるわ

天ぷら蕎麦断念

腱板断裂と言うあまり有難くない病名で厚別に通っている。
午後2時からの診察で遠い処から来るからと気を使ってくれたのだと思うが片道130キロ程度なので北海道としてはさほど遠くはないが
同じ北海道でも不思議な事に同じ距離を走っても北に行くと遠いと思う人が多いのか
崖下村に来るのも南から来る人は時間よりかなり早く来る人が多く、北から来る人はちょっきり来る傾向がある。
午後2時は半端は時間なので早朝に出て江部乙、新十津川、砂川とアチコチの三日月湖を見て南下する事にしたが
札幌直通の南下はいつもは231号線を通るのだが12号線を南下した事は数十年ない
どんな事になってるのかと12号線を南下してみた。
あちこちの三日月湖を見ていて時間が過ぎて三笠道の駅で丁度昼になったのでラーメンを食う事に
すると有名店が岩見沢にあるらしいので行って驚いた。
わかりづらい処にあるのに12時前で外まで行列が出来ている。
中に入って二つ驚いた、
ひとつはカウンター席だけで儲けるラーメン屋のセオリー通りなのだ。
これは背中に並ばせる事で食ったらサッサと出てけと無言の圧力で回転率を向上させるが
田舎では絶対にやってはイケない手法でもある。
田舎でラーメン屋をやる時はどんなに美味いと店主が思ってるラーメンでも歩いて来れる地元客を8割入れなければどんな店も続かないしラーメン屋をやってる意味もない
その為にも地元や家族客が長居出来るテーブル席が必要なのだ。
二つ目驚いたのはスタッフ全員が女性で若い
接客もこれは何処かで見た記憶があった。
何処で見た雰囲気の店だったか思いだそうと記憶を辿って
12年前晩秋に自衛隊は戦わない為にあるのだと言った戦車隊のノーファイト号を思い出した。
いまさら言ってもせんないが幾つもの予兆とターニングポイントをスルリスルリと交わし進んで云った。

36号線の夕暮れの沿道に立つ制服姿の人達の振る赤い誘導灯
送り火を今でも思い出す
あの時の帰りに涙と一緒に食った千歳のラーメン屋と遥かに離れたここのラーメン屋のオペレーションがそっくりなのだ。
そのまま夜間飛行で空に飛んで行きそうなオペレーションアナウンスで
ラーメンを食って気付かれないようにそっと席をたった。

江別に入って そう言えば江別市では石狩川と千歳川の合流地点の江別河川防災センター以外で立ち止まった事がない

時間もあるし川向こうの江別駅に初めて行って見る事に
これまたビックリ時間が止まってる様な空間があった。


休憩時間中の店の前で花の手入れをしてるお姉さんにこの界隈の説明を教えて貰った。

看板は横文字ばかりで日本語でさえやっとなのでなんて書いてるかわからんが
どうもビストロ、カフェ、スープなんちゃら言うお洒落な店だった。
中にどうぞと言って貰ったが俺には超場違いな雪駄に土方、歳三風の風体なので遠慮させて貰った。
しかし以前に熊に遭遇した時に運転してる自分の顔がドラコレに写ってるのだが
その顔を見ると歩く凶器とまでは言わんが、どう見ても目付きも風体もロクデナシ系なので自分でも改めて驚いている。
ビストロ、カフェ、スープなんちゃらの店主そんな俺に懇切丁寧に教えて呉れてありがたい事なのだ。
肉系は一切なしのベジタリアンの店らしいので焼肉をタラフク食った後にいつか来て見ようと思った。

ドンドン札幌に近づくにつれてブラックホールかダークマターのように周辺を食い潰し終末に向かうような都市を見ると
これは実は生活の利便性だけではなく何か全然違った力学か何かがありそうな気がしてならないのだ。
それはしばらく2週事に札幌に通う事になったがそれ以外では崖下村での生活で充分満足してるし充分食って行っているのだ。

最低賃金と同額ラーメン食ったので天ぷら蕎麦1100円は食うのやめた。

残念

頭のいい奴を見てると先が読めて無駄な事をしない
さらに一筆書きの様に仕事をこなしていく
失敗しない奴はそれはそれで面白くもないが
俺のように頭の悪い奴は先人の教えに従い地道にコツコツとやって行くのが結局は一番いいと今さら思う。
今の自分の境遇を考えた時に原因を自分以外に求めると相手が変わらない限り自分に目は出ない事になるので
自分を見つめ直して自分で出来る改善点を変えて行くのが生活改善には手っ取り早い

4600万は年収200万のパートなら20年分になるのでヨッコしたくなるのはわかるが
24才にしてこれから金が仇の地獄が始まるだろう。
間違え入金してしまってもすぐに仮差押えをしないノンビリした役場や町長には命までは狙われないが
本当に使い切ったとしても回りはそうは思わない奴は沢山いるだろう。
何処に住んでも顔も名前も知られてしまったこれからは真面目な者はそもそも近づく事はないだろうし金が絡む問題を起こす者を雇用する所もないが
そのお裾分けに預かろうと言うロクデナシ系が近づきあの手この手で剝ぎ取ろうとする事は確実に起きてくる。
そんな連中に
「 使ってしまってもうありません 」と言ってもハイそうですか、
などとはならないで身柄の拉致すらありえる。
その本当の怖さは自分の頭の中に自分で敵を作りだしてしまい脳内で際限なく膨張を続けていく
そこから抜け出すには旅に出て自分の目で
人を信じ正直に地べたを這うようにして稼いでる人達を見る事ではないかと思う。
信じる者は救われるのである。

彼は24才にして人生を詰んだと言っていい
返しておけば阿武町町長室で無角和牛入りハンバーグ定食でも食わして貰い笑い話ですんでいい人生が待っていたものを残念

ここらの金融機関はまとまった銭が入金になると
すぐ仕入れ先に行ってしまう銭でも
「 すぐに使う予定がないなら定期にして貰えませんか 」とすぐ電話がくる。
郵便局はマネーロンダリングがドッタラコッタラで情報確認で現在の小銭は何使うのか封書で5月22日まで返信せと言って来てる。
バカ野郎~俺の稼いだ小銭を何に使おうと俺の勝手だろうと思う。
由緒正しい貧乏人の俺は来週はまた札幌の病院に行くので稼いだ小銭で思い切って1100円の天ぷらそばを食うんだ。

二匹目のドジョウ

仕事を休んで半年ぶりに石狩川周辺の三日月湖と沼に行って来た。
五月中頃はあちこちの沼では鯉の産卵が始まり大きな鯉が浅瀬に乗り上げて産卵行動をする。

そこで生えてるヨシを持って来て水槽に入れておくと卵が孵化するのだが
孵化した後のエサ管理が難しく中々大きく育てる事は難しい

産卵行動を観察してると柔らかい新芽のヨシの葉には産卵はしないが
なんで枯れたヨシの上に産卵するのだろう固くなったヨシに飛跳ねて鯉自身も傷が付いていくだろうにと思っていたが
新芽のヨシは葉が成長する事で水面から卵が出てしまう事がわかった。
凄いね~鯉は賢いのかそれとも
自然界は状況に適応しそれを確実に伝えて行ったものだけが残っていく仕組みなってるのだろうか
もう一つ不思議なのは北海道の三日月湖や沼などは草やヨシは沼の周辺に生えてるだけで水草は底には生えていない
沼はその面積に対して流入河川もほぼ無い所もあるのに酸素供給は一体どうなってるのかいつも不思議なのだ。
沼に居る魚は確かに酸素不足には強そうなのだが

小アカを10匹入れたが一年で3匹になった。
水槽に三日月湖から獲って来たナマズが居るので変わった色は目立つのかすぐいなくなってしまう。
人間によって色を付けられた金魚はもう人間の手を離れては生きてはいけない
沼に放された金魚が最初は釣れてもその後は数年で全く居なくなる。

俺は今まで趣味がメシの種になって行ってる。
バイクもスノーモービルも船も最初は趣味でやっていたのが販売したりと仕事になって行ったが
金が仇(かたき)となり同時に趣味仲間を失っていく事になっていった。
銭を稼ぐと言う事は何処かに差し出す物も必要なのだとつくづく思う時もある。
ここは海から20メートルしかないので中古のユンボを買って穴を掘り池を作り海水魚を養殖して釣り堀でもやってひと山当てようなどと思ったりした時もある懲りない奴なのだが
思うに儲けようとか儲かると思ってやった仕事はほぼ失敗に終わっていて
なんかエンジンの付いた物以外では儲けメシが食えた試しがないのだ。
俺が言うのもなんだが無欲の欲でなければ上手くいかないのではないかと最近思うのであります。

ウクライナはプーチンによって散々壊されたが その修理代は誰が払うのか
これからは賠償金を取る為の戦争が続き 結局はプーチンに払う意思など全くなく
ロシア国民が戦時賠償金を払う羽目になり
その方法はエネルギー資源や農家の穀物の買い叩きから始まり
第一次世界大戦後のドイツと同じ道を辿って行くだろう。
さらにウクライナが勝利した時に小さな国でも武器さえ持てば勝てると言う流れが出来て来る事が始まり恐ろしい事が起きていく

今回は相手が大国ロシアだった事と同じコーカサイドで西側が応援したが
柳の下に二匹目のドジョウはいない
今こそ教訓として観察ししっかりと見つめて検証し平和外交をしっかりとやって行く事が大事なっていく

あたおか

地理的にも北海道はロシアに近く水産物を始めロシアとの取引業者は多い
たった一人の狂った指導者が田舎の小商いまで影響してくる。

何十年も掛かって開拓したロシアルートがすっかり駄目になり暇になった。
言葉も文化も違う他のルートをこれから開拓して行くと言ってももう若くはない
間に通訳を入れてやり取りしていた時にアレクセイは言った。
ロシア人は騙すな裏切るなと日本人の様に甘くはないと
今まで付き合って来たロシア人達は貧乏だった昭和の頃の日本人の様な義理堅さと陽気で楽天的な部分を持って常になんとかなるさと言う気持ちを持っている。

今回の戦争はロシアに壊滅的な打撃を加え西側に対抗出来る力が無くなるまで国際社会は武器援助をしていくだろう。
その為にもここでロシアにあっさり引き下がって貰っては西側は困り
引いて引き延ばしロシアの持ってる戦力をウクライナで使い果たし呉れる事を願って
もはや西側の代理戦争と化してロシアの力を弱める事を目的となって
長引く事を目指してるとしか思えないのだが
一旦始めた戦争は一人歩きをし始め第一当事者が止めようと思っても
止める事すら許さない事は歴史が証明している。


ロシア向けのエンジンは重量もあり動かすにも重たいので
最早これまでと諦めて次から次と解体していく事に
これ以降は数年間は下取り価格はスクラップ価格でキロなんぼになっていく

短期間で見ると常識と非常識が戦ったら非常識には勝てない事を示している。
これは非常識な社長の遊覧船問題でもそうで貨幣経済では経済が優先で経済発展を国も基本的には後押しをしていて
それは規制緩和などで性善説に基づき行われていく

先週5月で切れる飲食業の許可申請に行って来た。
棚や厨房機器の模様替えを行う度に申請が必要になるのだが
昔の申請では素人が書く事はかなり難儀する図面が必要だったが現在ではミリ単位の図面は必要ではなく
素人でも書く事が出来る。
素人なので当然間違えて書く事もあるが直して下さいと言われる。
現在の行政は業者や市民を苦しめる為の行政にはなっていないで相談する事で解決策を一緒に考えてくれる。
昔の役人と大きく違い相談する側は手の内は自分にあり有利な立場になり
素人に毛の生えて状態の役人をやり込めようとか困らせる事で優位に立とうなどと言う行いは慎むべきなのだ。
行政は性善説が元になって注意した事は改善など約束は守って呉れる事が前提になり
「 あたおか 」な奴に対応する様にはなっていない
もしそこまで想定して行政を行った時にはとんでもなく生きずらい社会が出来ていくだろう。
信頼を裏切った奴を取り締まるのは司法の仕事なのだ。

等速ジョイント

2年ほど前から背中の痛みで寝返りが出来ず熟睡が出来なかった。
もともと肺に白い影があるので呼吸器科に行ったりした。
回りに聞くと背中や肩に痛みがあり寝れないと言う人は意外と多く整形外科に行けと言う。
一軒目は留萌にあるMRIもある大きな某病院で半日掛かりレントゲン検査だけですんなり痛み止めと湿布を出しておきましょうと言う。
一応修理工なので原因が知りたいので質問するが加齢による痛みなのでひと月様子観ましょうと言って終わり。
う~ん痛みは機械で言えば異常を知らせる音の様なもんだと思うので
音をうるさいからと言って原因を知らせずに遮音パッドを張っておくと言う事はしないし
ヒューズが飛ぶからと言って大きなヒューズを付けるとさらなる故障や事故を呼ぶ
若い先生はハッキリと言わないのは修理屋では古すぎる機械でサジを投げる時に使うセリフの
「 古い機械なので使えるうちは騙し騙し使いましょう 」と言うセリフに聞こえた。

機械屋の場合はこの日進月歩の速い技術の世界は高齢者には操作が全然変わると付いて行けずに新しい機械はそれが仇になってしまう時もある。
う~んでもそれは機械の世界だからで人間界ではやはり説明が必要だと思って
次は違う小さな昔からある整形病院に行く
うちにはMRIが無いからと説明され痛み止めと湿布をと同じ事を言われ
札幌の某病院に電話したが電話応対説明がよく 予約なしで行く事に
新患でも待ち時間は20分程度で次から次と進んでゆく
職業を聞きさらに、そんな事まで聞くのと細かい事も聞かれ
最初は若い先生でMRIを撮ってから
軍足を履いたそこそこの年齢の先生に代わり画像を見ながら
軍足先生は骨の模型を机から取り出した。

最初はイギリスで考えられたが実用化する事が出来なかった物を
日本の東洋ベアリングとスバルと共同開発し成功した等速ジョイントの様な
肩の骨の模型をカパッと嵌め込んで
グリグリと回し貴方の肩はこう動きと説明する。
あ~な~たは肩を使う人に多い腱板断裂ですねと診断されMRI画像にはクッキリと白い部分と濃く黒い部分があり
黒い部分は穴を開けて内視鏡で削り取りましょう、水は抜きましょうと言う。
もうこの説明時点で
削り取る!る!ってベルトサンダーかデスクグラインダーを想像して骨の粉が飛ぶ様が目に浮かびアウトに
「 あの~先生 俺は根性ナシなので他の方法はないですか 」と言った。
軍足先生は「 男なんてそんなもんだよ 」
と言い 卑弥呼様の様な男卑女尊の問題発言 さすが女性の多い職場と
「 手術とリハビリに仕事も休めないだろうから増毛から通えますか 」と言う
俺は即座に通うと即答した。
では通院で薬とで 「 コロナワクチンを撃ったのでしょ痛かったかい 」
と聞き痛くないから注射治療をしましょうとなった。
この話法は最初に高い値段を言って後で安くするバッタ屋話法だなと思ったが
恐いので遠い札幌まで月二回通う事になった。
それでダメなら手術をとなって
改めて修理をすると言う事は詳しい説明と直す側と直される側の共同作業なのだと確認し納得した。
人に関わる職業は若さには無い技術とは違った経験と人格がもうを言う職業なのかも知れない

この技術が進んだ世界でもたった一人の指導者の思惑でこれほど酷い骨が飛び肉片が飛ぶ事が起きる事が不思議で仕方ない
そう言う兆候のある者は選挙で早いうちに振るいに掛けるべきで野放しにやりたい放題にさせた国民にも問題がある。
俺が言うのもなんだが歳食って見ると幸せは日常の足元にある事がよくわかる。

我以外皆我師

ここ数日は目の前の港に車が落ちたのか、飛び込んだのか、
と思えばすぐ傍で船同士がガッチャンコ
まったく身の回りでも暗い話ばかり
なんか地球上が全部そうなのかと思ってしまう。

今のうちに食い物に未練を残さない様に食いたいものを食おうと
午前中は船のFRPの修理 これをやると体中がガラス繊維で痒くなるので午後から妹背牛の風呂に行く
北海道の食い物は最高だと思う
回る寿司でも内地の回らん寿司以上に美味いので
ついでに風呂のあと深川まで行って美味いと言う回転寿司を食いにいった。
食べログに店員の愛想が悪いと数人が書いてあったが
全然そんな事は無く俺には良かった。
「 しばらく内地に行っていたがやっぱり北海道の寿司は美味い 」
「 えっ何処に行っていたのですか僕は関西です 」と
食べログにマイナスを書込む奴は度胸がいいわ
自分の指標をしっかり持っていると言うか自分に絶対的な自信があるのだろうキット

 

 

風呂に行く時に竜西の500メーターほど手前で熊が全速力で道路を横断した。

北海道では食物連鎖の頂点に立つ熊は用心深く臆病な動物で人間を見たら逃げると言う。
この熊も一目散に左側の斜面を登って行った 車だからだろうか
鹿はそこら中に居ていっかた見るが鹿は車でも中々避けないので避けるのは
こっちで
逃げても道路から外れるとそこからしばしこちらを見ている場合が多い
もし俺が猟師だったら一発でジエンドになるだろうに
鹿は馬鹿なのか
それとも鹿はコイツは絶対に撃って来ないとわかるのか
行動としては鹿と熊のどっちが最善なのか
俺も臆病なので逃げる
誰も傷を付けずに逃げる事が出来るならそれに越した事はないと思うのだが

臆病以外にももひとつ俺は整理整頓がまったく出来ない
これはいつか使うかも!と思ったりと捨てる事が出来ないでドンドン溜まっていく さらに次から次と仕事や趣味でやりたい事が出来て掃除をしてる暇がない
ようは時間の使い方が下手でさらに欲張りなのだ

扱ってる物が金物だから腐る事はないが
それでも新品部品が中古部品に紛れ込んでしまうのはしょっちゅうで
どれだけ損してるかわからない
整理整頓が出来ない奴はもっとも修理業には向かない
何度止めようかと思った事か
それでも直した物が思った通り動く それは推理小説を読む様に面白いのだ。
それと整理整頓が出来ないのは何も物だけではない
人間関係も整理整頓が出来ないので一度付き合うと余程の事が無い限り永く
溜まる一方なのだ。
その永さは逃げられた嫁さんとは逃げられて30年になるが元嫁の家族と元義理の弟とも亡くなる前まで普通に続いていた。
別れる時に元嫁より先に再婚は絶対にしないと決めていたので
元嫁とは逢う事は殆ど無いが生きてるかどうかメールは年に数回はやり取りするグズでノロマな奴なのだ。

さらに整理整頓出来ない者は飲食業をやってはいけないのだが
ラーメン屋は掃除整理整頓を頼む為にいつも赤字だが
これまた様々な人を見るので面白いのだ。

検査

小型船舶検査を申請する者として北海道検査の実態を

ここも検査日は月に一回でここは札幌検査機構から一番近いルートを通っても約157キロあり
コース上に厚田検査、浜益検査、増毛検査、留萌検査、とあり検査が終わったら往復314キロ越を日帰りをしている。
なぜに検査員が日帰りをするかと言ったら一日も早く乗りたいと言う要望に応えて証書を発行する為に帰るのだ。

北海道は小型船舶隻数14000隻がありそれを函館支部と札幌支部で分けている。
想像するには大雑把に案分しても知床管轄の札幌支部の在隻数は12000隻ほどあり3年に一回の検査と他に機関換装や改造等の臨時検査があり
年に4~5000隻をわずか3~4人程度で雪の無い8カ月間だけ検査してるので
検査員一人が月におよそ150~200隻を検査してる計算になる
北海道は検査員には過酷で検査範囲が広すぎ期間も限られている為に隻数も集中するのだ。
ウトロ漁港は一番遠く片道420キロありコース上に斜里、ウトロ、小清水、清里、藻琴がある為に検査しながらウトロに向かう。

淡水湖やダム湖にある船も検査対象船になる。
現在では要望があれば余程外れていない場合は小さなボートでも山の中に有っても所有者の置いてる場所まで検査に出向くので実際の距離は更に多い
集合場所は港などが多いが待合せに時間を来ない奴や忘れていて
今すぐ行くから待ってくれと言う者までいて
その為に検査員は夜明けと共に自宅を出て来る。
検査を落とすと月に一回しかない為にシーズンを逃してしまう。
それで検査員に様々な代替え案を提示したり、脅したり、泣き落しに掛かり
ここで検査員も人の子となってしまう事もあるだろう。

船は船舶検査 車は車検があり
検査は犯罪捜査ではない ヒビや傷や隠そうとした部分を分解したり内張りを剥して検査は出来ない すべてを検査する事は出来ない
検査員とどんなやり取りがあったか知らないが
これを逃したら次回検査は来月になりシーズンを逃し経済的な損失が大きいので
俺なら「 出港する時は無線と衛星電話は必ず直しますので今はAUを 」
と頼み込み約束通り直してから出航する。

そもそも法廷備品も揃っていない船の検査を申請する船主に問題がある。
検査は船主が立ち会うのが原則で船長ではない

保健所の検査も消防検査も検査は検査があると言う事に意味があり
野放しにやりたい放題にはさせませんと言う意思表示なのだ。

俺は臆病で小心者なので船検を代行するとぐったり疲れて
その日の仕事は終業し代行料8000円を持って日帰り温泉に行く
検査員は検査は続きを終わったら証書発行の為に日帰りをする。

家宅捜査

家宅捜査は現資産の確定にもつながる。

久しぶりに大河ドラマを見ている。
その中で今の時勢に合わせて脚本を書き換えたのではないかと思うセリフがあった。
上総広常を「最も頼りになる者は、最も恐ろしい」と言って切り捨ててしまう。
これは自分と違う意見を言う者を左遷や閉職に追い込むなど切ってしまう事で自分の立ち位置や政権を守る事は現代でもよくある話なのだ。
それは自分の能力が回りより落ちてると知ってる者、自覚してる者が劣等感を持ちよくやる手なのだ。
強い劣等感を持った者は状況を見誤る その場を職を早く去るべきなのだ。
相手のヤジは許さんが自分はヤジるなど色々な行動や所作からこれは危ない
誰でもおかしいと思う事を平気でやってしまう組織を作り税金で桜を見る会など行ったり国会で112回も嘘を付き通した者もいる。
現在ではウラジミール、プーチンで自分の周りにいる世界を見れる状況を判断出来る者をライバルとして見て排除した結果がウクライナ戦争になっていく
それまでは世界では資源国として必要な国として扱われ 危機に陥れようとする国は無かっただろうに
国や組織を個人商店のオヤジ感覚で運営し結果は災難に引きずり込んでトンでもない事を起こしていく

遊覧船事故も同じ過程をたどっている。
実力の無い者を引き立てる事で意識を利用したのではないかと思われるからなのだ。
他に行き様がない未熟な者をヨイショして付けてはいけない業に付かせ
引き立てて貰ったと無理も引き受けてしまう構造を作ったのではないか

「一芸に秀でる者は多芸に通ず」と言う
すべてとまでは言わんでも何か一つ秀でた者は何をやっても上手な者が多い
溶接がやたら上手な者が全然違う海老の殻剥きが異常にうまかったりと
実力のある者は泥船に乗らんでも陸に上がってもなんとかなる者は多い

一見さんの観光客はその会社や責任者を見抜くすべも無く犠牲になってしまった。
これからは一見さんを乗せる船は個人使用の船とは分けて検査をすべきだと思う
膨張式救命いかだはそんな高い物ではないが取り扱いが難しいのでやはり定期的な訓練が必要で荒れた海では乗り移るにもかなり難しい
一番は人の命を預かるなら荒れた海に出さない その常識を守るその人間性に掛かってしまう。

悪い事は続く
一見さんにひと言で言うなら整理整頓が出来ていない汚い遊覧船や突然の濃霧にも対応出来ないレーダーも無い遊覧船には乗るな。
レーダー設置の電波法は国を侵略から守る為にそう甘くはない

家宅捜査を2

海に関わる者として自然は大きすぎて事故は完全に防ぐ事は出来ない必ず起きる。
その時に原因はなんだったのかを検証し探り自分だったらどうするかを考えて如何に被害を少なくするかを考えていく事に尽きるのではないかと思う。
今回はなしてどうしてと思う事や考えられない事も沢山ある。
後の為にも家宅捜査を早くするべきだと思う。

状況がわかるにつれ今回は海難事故と呼んでいいのかと思うほど酷く事件と言っていい
船検を厳しくするのは構わないがこんな人は想定はされていない
19トン以下の限定沿海小型船の船検では信号紅炎の代わりに携帯電話で代用が出来る制度になっているが
信号紅炎を二本持っていても誰も居ない処で信号紅炎や火箭を持っていても見てくれる者がいない処では役には立たない
役に立つのは携帯電話の方が遥かに役に立つのだ。
信号紅炎と携帯電話や無線などを持つのは法の為ではない自分の為であり他人の命を預かる者の責任なのだ。
ここでも大別刈から厚田まで約80キロ間絶壁に近づき過ぎると携帯は繋がらない場所は沢山ある。
いかに船検を厳しくしようが検査時に備品の貸し借りをしたりと検査後に下ろされたり無視されたら手の打ちようがないのだ。
国の制度は性善説にたち悪人に照準を合わせて法は出来てはいない
船にヒビや傷などが入ってる船は山ほどありコンクリートの岸壁に接岸する度に傷やクラックがつく
もし傷のある船は使ってはいけないとなると使える船は殆どない
問題はそれをどう思うかは船主や船長の問題なのだ。
これからは遊覧船はハッキリと船主は誰々
船長は誰々と船体に大きく書く事が必要になって来るだろう。

検査する側の国の責任を云々と言うが
法は民意や世相より後に付いて来るのが正常な形で
法が民意や世相より先に来る事は絶対にあってはいけない

ここで書く事は出来ないがなぜこんな事が起きて行くのだと思う大きな事故に遭遇した事がある。
その直前に別々だが二人から貰った酒を今でも口を切らずに取ってある。
事故には伏線があり その分近点をするりするりと交わして事故に向かって行く

あの時に時間が半日づれて居たら声を掛けれたと思い
立ち治るまで何年も掛かった。
気が向かなかったら気に入らないなら止めよう例え我儘と言われよう。