今年は部屋の中にどれほど居るのだと思うほど部屋の中がカメムシで一杯だった。
先週は朝、眼が覚めると喉が痛い、きっと寝てる間にカメムシが口の中に入ったのだろうと思っていたが
午後になっても喉の痛みは取れず何かおかしい いつも行く病院に電話すると薬局から検査キットを買って検査せと言う
留萌の薬局の駐車場で念の為に二度検査するが結果はコウモリの精霊が俺の体内入ったと出た、
咳もひどくなり声も出なくなり喉の中は
毎日がこんな感じになってしまった。
当日夜遅く電話が鳴り郵便受けに薬を入れたと診療所から連絡があり
翌日からは安否確認と酸素濃度を測る機械が送られてきた。
容態は急変するのか、何かの後遺症が残るのか、
誰かに移していく事の無いように臨時休業の案内を玄関先に書いてぶら下げた。
一人暮らしなので部屋に閉じ籠る事にしたが
それからは一生忘れる事は無いだろうと思うほどの日々を過ごした。
玄関先に次から次と何かしらの物がメモやショートメールを残し毎日誰かが置いていって暮れるのだが
これらの品々は貼紙を見てから4~5キロ先にある店まで買いに戻らないといけない
アラバホ族は言った。
「 真の思いやりがあれば沢山の言葉は要らない 」と
近江三方良しからここに移住して来たパン屋は甘い物や栄養ドリンクやポカリスエットなどの入った袋や
地元でないので滅多に逢う事のない的屋さんが
この数年間はコロナの影響でタカマチが立たずに自分でさえやっと息をしてるのにカルピスやミカンなどが入った袋を玄関先に風で飛ばされない様に袋に石を乗っけて置いていってくれた。
皆のお蔭とワクチンを4回接種していたので少し良くなり始めた時に
セコマの豚丼と卵焼きと山田錦のワンカップ!一式を貰った。
他にも皆から色々貰ってなんと言う事だ 皆はネイティブアメリカンなのかと思った。
チェロキー族は言っている。
生まれた時、
きみは泣き、世界が笑った。
だから死ぬときは、
きみは笑い、
世界が泣く人生を生きなさい。 と