旧室蘭駅にあったクマヒラ金庫、誰でも触る事が出来る場所にあった昔ロックスミスをやっていたので手の感覚を試すが羽根が全然わからん完全にアウト、クマヒラは本当によく出来た金庫で作る事に金庫職人の根性を掛けていたと思う。量産型の金庫には一定の型があるが昔の金庫は金庫製作職人のその日の気分次第でルールが無いので難しい 24時間一週間あれば開けれると思うが時間がないのでダイヤルを回しやめた。 テレビドラマでは人質を取って開けさせるシーンがあるが震える手ではこの手の金庫は開かないのでムダ 震える手で開くのはせいぜい20万円くらいの金庫までで開かないからと言って人質をブチコロシタリしてはいけません。
ポロトコタンのムックリ生演奏 平取のコタンとはあきらかに違いこちらは観光客向けに出来てる。場内にはボランテァと思われる高齢の説明員が居て色々説明してくれるやはり日高アイヌと大きな違いがあり性格も大きく違うらしい、それは海が近くにあったかどうかによるのではないかと思うのだが性格は日高アイヌの方が多少乱暴らしく白老アイヌは早くに和人と交流があり現在は純粋なアイヌは居ないらしい 奏者の後ろに寸胴鍋のような木で出来た入れ物があり一個が熊の毛皮10頭分と交換したとの事 それぞれに和人の武家の家紋が入っていてそれが大層な価値があるとダマしたらしい 葵の紋や違い鷹や左巴などがありオイオイ本当かょと思って尋ねると説明員のオヤジは和人の商人が
「 そう言ってアイヌをダマしたのです元々商人はダマすのが仕事だから 」
と言ったので俺の先祖は和人かどうかわからんが商人を代表して謝っておきました丸。
樺太アイヌの楽器トンコリの演奏 アイヌは一万年以上続いた縄文系と言うのは現在の説で
縄文遺跡からは首を跳ねた者は見つかっていないが弥生遺跡からは首を跳ねた者は結構見つかってるらしい 個を大事にした縄文系と集団を統率した弥生系の違いをアイヌ文化に見る。北海道は大昔から個の集まりで単一民族ではない
シャケは今年獲ったもので塩して干すが火を焚いているので燻製になるらしい
日蓮宗の寒修行のような太鼓でゲームをやる白い服のお姉さんは何か特別な地位なのか
終わってから表を歩いていたら近くに来てどこから来たと聞かれ増毛からと言うと増毛とポロトコタンとは現在ある繋がりあると言う、その後話が止まらん状態になり裏話にはこれほど笑ったのは珍しいくらい大笑いした。アイヌの歴史はこのお姉さんが陰で作ってるのかもしれないと思ったが、どの道100年もたてば大した事ではない しかし大笑いした。ポロト湖のアイヌは湖に生息するカラス貝(実際にはドブ貝かカワシンジュ貝)は沢山あったが食った事は無いとの事だった海が近いのでもっと美味い北寄貝を食っていたのか
たった一人の人の話だったがまた来てみたいと思った。
一期一会で誰であろうがたった一人の出逢いがその土地を代表してる事を痛感して俺も身を慎まなければいけないと思った。
なぜか石狩アイヌの話が、かいつまんで話すと神様が石狩川沿いに住む人間のネエチャンを好きになったばかりに酷デ~いメにあった話