田舎者バンザイ~

お盆期間中毎日酒浸りの日々
酒は醒める瞬間の感覚が危ないのでどこかで元に戻さんといかんと思いながら
来客が嬉しくてまた呑むを繰り返してしまう日々

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8月9日 オホーツクに行く途中の港に寄り以前から頼まれたエンジンの再調整
今時はすべてコンピューター制御でアナログ人間には面倒の一言だが
メーカーは便利便利と恩着せがましいが一旦制御回路を作ってしまったら小さなセンサーと回路だけなのでコストも材料費も安く出来るのだと思う。
便利わ便利だが壊れてしまった場合は?

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遠回りして275の朱鞠内光顕寺に寄る いつもだが来ると身震いがする。
何度来て読んでも読んでも新たに読んでるようで尽きない
宗派を持たないので適当に手を合わせナンマンダブと唱える。

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母子里 今やどこが集落だったかうっすらとあるだけ

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枝幸オホーツクミュージアム
今回ここに来る事を一番楽しみにしていた。
前回見てもう一度見たいと思い昨年バイクで来たが改装中で見る事が出来なかったので再挑戦した。
中に入ってあれ~俺の感覚はどこかおかしいのかとまず最初に思った

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それとも俺は何にでもただただ文句を言うだけの奴なのか
普段から文句の多い奴な事は間違えないが

博物館の類(たぐい)が大好きで見かけると時間があれば大小問わずに入るが、
ここはまた来たいと思うと少しづつページをめくるように通う。
地方の小さな博物館でも時空を超えて、そこに最初に入植した一家を想像しそこで寝てみたいと思う博物館が沢山ある。
自分でもアチコチの冬山を駆け回ったので月形集冶監などは脱獄犯はどうやって粗末な服で耐えたのか地図も無しで山越えは方角はどうしたのか  
自分だったらどう逃げるかと身を置き換えると不思議な事が沢山ある。

枝幸オホーツクミュージアムは以前と比べてハッキリ言ってガッカリだったのだ。
展示品は数字的には増えたそうだが俺にはそうは思えなかった。
博物館を今まで数々見て来たが地方の博物館の良さがすっかり無くなっているのだ。
これは都会のコンサル会社の提案に都会はこうですよ、将来はこれですとかナントカ言って
まんまと乗ったのだと思うのだが
田舎者で乱暴者の俺なりの考え方だが博物館は未完成だからこそいいので歴史の解釈などそれぞれが見て感じて系譜を見て何度も来て帰ってまた不思議と思う部分が出て来てまた確認にゆく

もう一度見たい確かめてみたいと思う、その解釈を見た本人に任せるのがいいと思うのだが
どの道、何億年も何千年も前の事など今更どうしようもない 
過去を見る事で自分に都合よく解釈してこれからのいい道標に出来たらいいと思うのだが
俺のオヤジの前世はタヌキだった。

ハッキリ言って地方の博物館を東京の会社に任せる事はこれからは止めた方が良いと思う。
田舎には田舎の風雪がありそこで経過した時間がある。
どの道、学者か先生でもない限り二度も三度も来るのはあまりないと思うので
自分なりの解釈や見解の宝探しをさせるのも博物館の大事な事だと思うのだが

改装前は通ると必ず寄った留辺蘂の山の水族館もガッカリだったが
もしかして田舎者と言うコンプレックスがその地方の行政の中にあり
思わぬ改変させるのかも
帰り道は色々と考えてしまった。

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