博物館は整理整頓が原則なのに片付けがまったく出来ない俺に四の五の言われたくないわい
と天の声が聞えた。
まったくその通りでやっぱり俺は何にでも文句を付ける奴なのだと朝になったら思った。
反省~すみません
しかし以前は確か300円程度の有料で今回は無料だったが~
俺的には有料でもなんも構わないし以前の宝物探し状態が好きだった。
改装後は流氷をイメージしたのか白を基調にした内装で何かサッパリし過ぎと博物館の猥雑さが~
まだ言うかと怒られそうなので退散
8月16日でお盆休みの来客は一段落したので再度オホーツクに行ってみる今度はなるべく国道を通らないようにして行った。
そこら中に鹿のフン
自給自足の仙人が棲むという大成地区 家はあったし人もいたが凄い
遊び出たら地元に銭を落とそうと思うのだが
羽幌から山道ばかり通り店は全く無く朝から何も食っていない
やっと見つけた黒を基調の農協スーパー
アチコチにある農協スーパーは中は広く品数も多いが
外観はどこもほぼ同じなのはきっと上部団体のお偉いさんの意向なのだと思う。
ここに入ったのは正解 カップ麺を買うと若い子がお湯を入れてくれる。
どこかあまり人の通らん所を通り浜頓別に行きたいと言うと
知駒峠がいいとわざわざ電話して開通してるかどうか調べてくれた。
問寒別駅舎は客車の古い物を再利用で中に手書きの絵が沢山貼っている。
この地元の人の手作り感が素晴らしいなと思う
抒情詩を読み続ける。
水の中に時期外れのエゾサンショウウオがぐっちゃりいた 緑の藻の点々はサンショウ
北緯45度らへんで寒いのかまだエラがあった。
海に近くなって富良野や十勝地方ではあまり見られない廃屋が続く
海に山にとアチコチ走って思うのは海沿いは廃屋が多くなるのは漁業と農業の違いだと感じる。
漁業は土地に対してあまり執着がなく魚が取れればどこにでもゆき
魚が居なくなったら最終的には家は放置され
大手漁業会社は儲けた金も同時に内地本社に持ち帰る。
漁村は流れ者の要素があり自分も流れて来たので余所者を受け入れ
春のニシン漁のように短い期間の内地からの労働者を受け入れる習慣がある。
いわゆるヤン衆で地元のネイチャンとアッタラコッタラとなりそのまま居つくのが多いのも漁業の村の特徴
中には内地と北海道と二重に家庭を持つ豪の者もいる当然秘密
農業は何が何でもここで暮らす為には稲作がダメならジャガイモそれがダメならソバと
作物を替えてもそこの土地を爺婆と一家で守ろうとする。
チャンスは年に一回でいい時も悪い時も入れて人生でせいぜい50回程度しかなく
厳しい世界である事は間違えない
作物選びから客土など何世代かの挑戦のうえにやっとなんとか食えるようになった土地に
何事も無かったかのように移住して来る人を拒む事は当然の事なのだ。
ここに漁業の村と農業の村の大きな違いが有り
農村は土着の指導的立場の人次第で地域の衰退が掛かっている。
海の出の総理はあまり聞かない
消え去る集落を残す手段はそんなに大変な事なのだろうか
それには店や駅が絶対に必要で内地の山奥にゆくと小さな駅に店の機能を持たせる所を見かける。
これからは高齢化で車に頼る事が難しくなり10軒の家があったら一軒の宅急便や各種取次などの複合店が成立つと思うのだが
駅亭の機能を残そうとして大損したばかりなのに!
甘いか~懲りていないな~
次はうしだやさんの英知と努力に期待をしよう。