先月24日から同年代らしい この黄昏オヤジと一緒に暮らしたが
学歴もありそうで自分の事は一切語らん出張らん免許も無い携帯も無い透明人間のようなオヤジだった、
ただ自分は怪しい者ではありませんと住基カードを見せただけだった。
ここで片付などの仕事をして当座のお金や服やリュックなど買って東京に戻ると言って今朝夜明けと共に去っていった。
窓の外で何かぶつぶつと人の声が聞えたが
「 お世話になりました このご恩は、、、、、」と窓の外で泣いていた。
俺との違いはなんのか考え続けた。25日間だった。
俺がいまだに野宿をするのは調子こかないように恩義を忘れないように昔を忘れないようにと言う意味で野宿をするので
帰る家も無さそうなオヤジとは全く違う
立ち振る舞いもよく片付けは手際がよく周辺はすっかり綺麗になった そんな出来のよさそうな人と
俺とどこがどう違ったのか
去る後姿は中村区のガード下の俺で天王寺動物園に立ちすくす俺の姿だった。
ここ増毛で暮らせと何度も言ったが相当の訳がありそうだった。
年代から言って二度と逢う事はないだろう
今日からまた一人暮らし