俺の因果か朝起きたらカレイはオッチンデいた。
留萌まで行ってバイオナンチャラ言う薬や水カビ病の薬など3000円ほど買ったのに
理由は水カビの事も魚の事も俺がよく分かっていない事にある。
修理屋は言葉だけでは説明出来ない職人と違い
直した物を相手に原因や対処方法をきっちと説明して完了となる。
この素人に分かりやすく説明出来るようにする為に
より予習復讐(冗談)をせねばならず修理屋自身の為なのだ
素人に何が分かるんだと言う態度をとる奴は早晩ブッ潰れるだろう。
カレイは3~4センチくらいから育て25センチまで大きくなったのでガックシ来たが
2センチ程度のウグイなどの小魚が水カビ病になったら
感染を防ぐ為に問答無用と外の池に離すのに
大きな魚や珍しい魚がオッチヌとショックがデカいので金もそれなりに掛ける。
これを人間社会に置き換えると
枝葉の末端の小魚同然の会社や人はブッ潰れてもそんなに気にされないが
大企業や珍しいのは何かと優遇されるのは自然な流れなのかも知れないと思った。
そんな中で枝葉の小魚同然が生き残る為には
己の信念を強く持ちつつ小魚同士で助け合う事に尽きるのではないだろうか
だが多くは自分の商売が上手くゆかないのは
人口が少ないだの仕事が無いだのと
熱いだの寒いだのと一生懸命説明するが
どうやったら上手くゆくかは言わない。
分析は出来るが決断は出来ないで
デモ、デモと言ってばかりのマイナス思考の
そんな奴はサッサと商売を辞めちまった方が
世の為、人の為、自分の為になる。
まだ年賀状を全部書いていないのに
カレイに付いて色々考えてシマッタ