また網走道の駅に夜8時に着く
早速隣接した夜の街にメシを食いにでる。
写真を撮ってると地回り風の赤いズボンを履いたオヤジが何かいい写真撮れたかいと聞く
俺はどこに行っても結構そんなオヤジに声を掛けられる。
よく言えば親しみ易い、悪く言えばそんな感じ
冬に来た目当ての「 いしざわ 」が休みだったので、どっかいい処ないかと聞き3軒聞き折角だからと店先まで案内して貰うが どこも休みだった。
網走の飲み屋街は火曜日は休みが多い事が分かった。
そのオヤジとはそこでお別れ
入った店は良くある観光客相手の店だった。
次の店もそんな感じだった。
自分でも増毛駅前で甘エビの唐揚げを売ってるので、同じ甘エビの唐揚げを食す。
留萌の居酒屋「 将軍 」はやっぱり凄いと思う。
凄いと言う評判を取るには儲けを減らし細く長くとかなりの身銭切らんといかんと思うのです。
などと思いながら道の駅に戻り車にエァーマットを敷いて寝ました。
翌朝はあいにく結構な雨だった。
そんな事もあるかと思い車には本を積んでいるので積ん読を読む事にしたが雨があがってシマッタ
旅先でも良く本屋には入る 読んで見たい本を買うが読むのに追い使いないほど買うので溜まる一方なのだ。
で「 積ん読 」
雨も上がったので網走湖二日目をワクワクしながら出発進行
車止めが無ければ4駆なのでどこにでも入る。
湖なので沖と呼ぶのが正しいのか分からないが沖を見ながら船が見えたら荷揚げ場に寄るを繰り返す。
喜多山付近だが 湖を囲いアチコチにある、この小さな集落だけでも船が20隻もあったさらに装備も金が掛かってるのはそれを払えると言う事なのだ。
どうしても地元増毛と比べて、なんと言う事か遥かに危険な海より稼ぎいいとは
地の利の悪さを跳ね返すには流通と指導者が先導せんといかんと思うのだが
すべては成るようにしか成らない事が年食って初めてわかる。
裏を返せば、なんとか成るように成ると言う事でもあると。
老漁師さんに何が上がってるかと聞くと
どこから来たと聞かれる。
や~びっくり
「 なに~マシケ~それならHを知ってるか~Kは~元気か~ 」と言う。
それは
「 銭の花の色は清らかに白い。だが蕾は血がにじんだように赤く、その香りは汗の匂いがする 」
「 辛抱しなはれ辛抱には銭の華が~ 」
と言うドラマの主人公 新珠三千代をいじめる意地悪役の富士真奈美似の
俺の近所に住む、お姉さまではないか
聞くとここ崖下村や増毛から網走湖周辺に嫁に来たり逆も多いらしいが、
なんでもっとも離れた西と東にと思うが、
俺には分からん男女の仲と言う奴なのか
『 おせん~俺に付いて~コイ~ 』とかなんとか言ったのだろうか
『 アンタ~無しじゃ~シンジャウ~ 』とか
近所のお姉さま達や爺様の顔を思い出すにも想像も出来んが~
誰それは元気かと矢継ぎ早に聞かれた。
世間は狭いな悪い事は出来んなとツクヅク思った。
取ってる魚は自分で食う鯉だった。
何でも美味い食い方があるらしい。
ついでに飛んでくるカモも美味いらしい