なぜか毎日が忙しい
連休中は部品も入庫しないので壊れてもどうしようも無いのでボートが無事帰港したら少し酒を呑み
明るい内に歩いて崖下村まで帰るのだが、ここは湾になっていて、すぐ近く見えるが結構な距離があり25分ほど掛かる。
朝の早い漁師さんは夕方5時ったら港には誰もいない
そんな中をトボトボと歩いて帰るのだが
生活さえ出来るならもう働きたくないと思う瞬間でもある。
連休が無事終わり 残ってる仕事をやっつける事に
どんどん慎重になり時間が掛かる。
半年使わない2サイクル船外機は燃料の硫黄分が固まるキャブの固着が頻繁にあり
中には冬の間にキャブだけ外して持ち帰る人もいるほどなのだ。
船外機の場合は間にあるプライミングポンプが曲者でキャブ内のガソリンが気化し減ると日格差により自動的に燃料を送ってしまう。
キャブ内にはカスだけが溜まるを毎日繰り返すのだが対策は燃料ホースを外すのがいいと思うのだが
これも問題があり機械物はしょせん完璧などはないので出たとこ勝負になってしまう。
修理屋には二通りあり予防整備を得意とするタイプと故障が起きてから直すのを得意とするタイプで
人間で言えば内科タイプと外科タイプだろうか
この二通りは外観からして違い車検場にゆくと分かるが
車検整備はそもそも予防整備なので作業服も綺麗で真面目を絵に描いたような面白くも可笑しくもない奴が多い
故障してから直す奴は一見豪快で面白いが多いがやる事は少々乱暴な奴が多い
もし婿にするなら両方を兼ね備えた奴が良いとは思うが、そんな奴は長い修理屋稼業で逢った事がない
これが終わったら休みが取れると思って頑張りました。
留萌港と違い増毛港は背後が小高い崖で明かりが少なく夜間の入港には結構苦労をする
さらに内港に赤の灯台が2か所あり 赤灯台だけを頼りにそのまま進むと外防波堤を横切る事になる 船は当然に横切る事は出来ない
さらに面倒な事にテンヤの岬にある国道の道路標識の赤の点滅を勘違いする為に夜間の入港は難しい港と言っていいと思う。
狭い港内でのGPS入港は慣れないとさらに危険が増すので目視で入港するのが一番で
その際に南から若干西に進路を取り赤い点滅とこの電飾看板の
「 いらっしゃい~ませ~ 」と流れる電飾看板を重ねると安全に外防波堤を交わせるのだが
錆と老朽化で風でブっ飛びそうになって危険なので撤去する事にした。
漁師のオヤジに見やすくていいと言われてきたが錆には勝てませんよく働いてくれました。
無事に一人で下ろし終わったので休暇を取りオホーツクに