目の前の奴が「 すみません すみません 」と何度も謝るが
「 俺には一切実害は無いのだから 俺に謝る必要はない 」と言い謝る相手は他に居る事を伝える。
「 何か対策を考えよう 」と言うが今まで散々考えても上手く行ってないのだから
なにか良い手はある訳がない
人間と機械の大きな違いは人間は自分で治癒力があり自然に治るが機械は何か異音がして、やがて音がしなくなった場合は異音の原因物質がどこかに落ちてしまった事を意味しやがて大事故になる。
人は自助努力なしには戻れない
コイツももう数百年前に生まれるか あと百年後に生まれればなんの苦労も無いものをと 巡り会わせを思うと涙が出そうになった。
逃げられた嫁さんに「あんたはなんの苦労も知らない 」と言われたが
確かに俺は苦労を知らないしストレスとはどんなどんなストかと言うくらいストレスも肩こりも知らない
なんでこんなに世の中は苦労してる奴が多いのか
ちょっと今居る位置を下げてみるとマイナス二乗で楽になるのにと思ってる。
旅に出なければならない
が~台風が来てるし船の上架がまだ終わっていないし~ なぜか今年は上架が遅いのだ。
こうなりゃ~野宿だけでもしなければならないと思っていた所に天塩でイトウのなんちゃらがあるらしいので
川と淡水魚が大好きな俺は喰いついた。
魚釣りを全くしない俺にとってはよくわからん講演会で集まってる みなもキャッチ&リリースとかで見るからに出来がよさそうな方ばかりで
魚を見たら食いたいと思う俺には全く場違いな講演会でも宴会セットだったので
数十人に二本だけあった四合瓶の日本酒はすぐに無くなり、日本酒以外は呑まない俺はお食事に徹してやっとこさ終了
宴会場の横の場違いな場所にいるパンダの置物のそばの車の中で寝る。
そのまま北に行きそうになる気持ちを抑えて朝早く起きて中通を抜けて増毛に戻る事に
天塩にパンダがどんな縁があるのか知らんが天塩と言えば牛に川でチョウザメとイトウやシジミだと思うのだが
築別炭鉱址 バイクで来ればもっと奥に行け良かったが雨予報に惑わされてしまった。
大和田炭鉱などは露頭炭は車で走っていてもわかる場所にあるからいいが
しかし海岸から奥に入る事15キロ 最初に石炭を見つけたのはどんな状況だったのか
偶然見つけたのか それとも石炭を探しに獣道を遡り露頭炭を見つけ掘ったのか
それにしても凄いな~
生徒の歓声が聞こえる気がする。
子供達みなはどこに行って今は幸せなのだろうか
北海道の中でもこれだけ特殊な世界に生きると内地の自然や季節感は北海道の人間にとっては物足りない上に
この密集した炭住の人間関係に慣れると都会の暮らしには慣れる事は無いだろう。
なんの関係もないがもういい年になったろう出て行った人達の今を知りたいと思う。
沼田炭鉱関係者には寺島実朗さんが居るが炭鉱労働者ではなく管理職の息子さんだったらしく
管理職は元炭鉱関係者でも全然違う世界を住み炭鉱労働者と一緒にされる事はちょっと言うニュアンスが元炭鉱マンにはある。
いまは疑り深くなり疑心暗鬼の迷宮に迷い込んでいるが旅に出ると回復すると思うのだが
早くしないと雪虫の大群が発生したので二週間後には雪が降ってくる~