久しぶりに室蘭に行ってきました。
この景色と同じ景色は工業都市、名港の景色で40年以上前にもこんな景色を何度も見た。
住んでいた、元塩町から大江川を宝生町に向い堤防を下ると名港に出るはずなのだが途中にバリケードがありよじ登らなければならなかった。
帰る旅賃が無かった俺は名港に停泊中の貨物船にもぐり込んで北海道に戻る。
計画を立てて何度もこれと同じ景色を見た。
当時同じ事を考えた奴がいたが、そいつはもうこの世にいない
そいつは似たような境遇だったが何が違ったのか いまはハッキリどこが違っていたかわかる。
思えば何もかも一つの筋書き通りに生かされてきた気がするのである、
35歳まで笑った事が無いと言われた俺が、ではこれからどんな筋書きが待ってるのだろうかと思うと恐さも頭をよぎるのである。
タダ読みしかしない俺に難しい字を噛んで含めるように読んで教えてくれた古本屋の南陽堂のオヤジはもうこの世にはいないだろう。
皮の脚絆を付けてアークを飛ばしていた 流れの溶接工の毛利のオヤジも
もういないだろう。
この景色を見るとずいぶんと皆に迷惑を掛けたり世話になったことが
昨日のように思い出し義理に利息を付けて返す年になった。
その頃どこに行くあてのない俺は南陽通りに継ぎ足しだらけで画面に
雨が思いっきり降る 古いフイルムばかりを集めて上映してる一日見放題の
映画館があって http://www.youtube.com/watch?v=7wxOf6WvN9s を当時
見た。
早く春になって欲しいと思うこの頃である。
