連休終わりました。

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今年の連休は珍しい人や連中や常連さんが遊びに来てくれて
酒も一杯飲みました。
中でも逃げられた嫁さんが連休初日に10年ぶりくらいにと思うのだが 
やたら五月蠅い過保護のジャンバーを着せた座敷犬と一緒に増毛にきた。
逃げられてから奴がどこかに嫁さんに行って幸せになった事を見届けたら
俺にも第二の春が来ると思ったのだが、いまだ独身らしい
この年になっても元嫁さんが独身なら 
俺が嫁を貰って掃除洗濯から解放の望みは絶たれたと言っても過言ではない
掃除はせんでもクタバル事は無いが俺の炊事に洗濯はこれで一生続くだろう。
何が困ると言って縫い物が一番困るのだが
クッソーである。

6日は崖下で昼飯を食っていたら真っ黒なシャコタン車でこの車に引かれたら一発コロリは間違いないべという怪しい車がウロウロしてると思ったら店の前で止まり
霊柩車かと思うほど長い車の運転席のカーテンを開けて見かけない奴が降りてきた。
なるべく見ないようにして息を殺していたらアチコチ探し始めた。
さらに店の電話に電話を掛けるので観念して出てみると
「親方~」と言う。
「俺がわかりますか」と言うが 
まったく誰だかわからんが、わからんと言ったら怒られそうなので牧信二かと言うと思ったが
縁起でもないのでやめた。
「jyunnです」と言った。
「いま溶接工を真面目にやっています。社会保険も掛かっています」と
一緒に乗っていた助手席の女の子を今度結婚しますと連れてきたのだった。
18,9頃に別れてもう32歳だと言う。
まともに帰る家もないその日暮らしの荒れた子が社会保険を気にする事にビックリで顔から立ち姿と全く別人になっていた。
顔を出せるようになったら来いと言って別れたが何年立とうが俺にとっては可愛い子達で一時も忘れた事はない
こんど嫁さんになるという子に
「なにかあったら俺に言え蹴り倒してやるから」と言ってしまった。

子供は親も生まれて来る環境も選ぶ事は出来ない 
そんな中をまさに生き延びた彼になにかもっと気の利いた事を沢山言ってあげればよかったと悔やんでいる。

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