病気は治るが癖は治らん

ボートは上架し預かってる除雪機は配達しと あと二週間で今年の仕事はほぼ終わり春まで一人で待機にはいる。
浜も一人減りまた一人減りと誰もいなくなる、このあと数日と言うのが一年でもっとも嫌な時期で
真冬は吹雪が続けば何日も人間を見る事も人と話す事もなくなる そう想像させる今時期が嫌なのだ。

今年は春先に肩が動かなくなり病院に行くが年取ったら無理せずに残った筋を労りましょうと言う言葉に甘えて仕事をした結果は
筋肉はこんなに落ちるのかと言うほど腕が細くなった。
現在通っている旭川の病院は薬も出ずにリハビリのみで回復作業をしてるが なんと筋肉が戻りつつある。
一定の負荷を掛け運転する事は機械も人間もたいした変わらないのか知れない
エンジンは負荷を何処の回転で掛けるかは最初の設計時にだいたい決まっていて
その最大公約数を無視した状態で使い続ける事は故障の原因にもなるのだ。
除雪機などは無負荷状態を抑える為の制御ガバナが付いてる為にエンジンは中々壊れない


まだ部品は使えると取ってあった除雪機を整理する事にし
倉庫の中にあった物を引っ張り出したがまだ他にもあるのだ。
コツコツと部品を外し売りに出せば生活費にはなるのだが残った除雪機を見てつくづく思うのは性格上の問題が出てる。
俺は美味い物は最後に取って置いて食うタイプなので結局は腹が膨れて食べずに終わったり誰かに横取りされたりする事があるのだ。
除雪機部品や船の部品もこれは高く売れると思って取って置いて もう誰も使ってなく売れ残ってしまったりと売り時期、食い時期を見誤る事が多々あるのだ。

融雪機などは灯油が高くなり新品同様でも誰も買っては呉れない、かと言って使える物を捨てるほど根性も無い

昨年から一年越しで倉庫の中の部品でトレーラーを組んでみたが中にはまだ1台は組めそうな部品が残っているのだ。

残りの人生 美味い物は先に食おうと思うのだが
ほんと三つ子の魂百まで 病気は治るが癖は治らん
「 貴方は、貴方であればいい。 」とマザーテレサは言ったが
マザーテレサには悪いがゴミ屋敷寸前でそうも言ってられなくなったのだ。

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