ニッパチ パトレーの法則

貯蓄の二文字はまったくないが儲けるのは大好きでそこそこに何度かは狭い業界ではあるが上位を占めた経験からパトレーの法則は本当だと思う。
自営し始めた時にまず一番近い商圏の地図を毎日見続ける そこにその中から自分のユーザーのサイレントユーザーを拾う事が大事なのだが全てを拾う事が出来たなら業界の地域制覇も夢ではなくなるが・・・・・・・

その業界の売上は全体の2割の人が全体売上金額の80パーセントを占めていて残り20パーセントの売上金額を全体の8割の人達が分け合っている。
問屋もどうしても売上金額の多い店に行った方が手間もないし買う側は流動資金も大きいので仕入れを叩く事も出来る為に力を持った者は自然と勝ち続ける事が出来る。
だが人は必ず歳を食うのと同じで企業も歳を食う。自分や会社がやって来た事は注意深く観察され模写をされ隙を突かれ代替わりが起きる。
その代替わり間隔はどれほどあるのかは業種によって違うだろうが感覚的に感じるのは大型倒産には一定のサイクルがあり大企業と言えどもそこからは逃れられないような気がしてならない
山一しかりリーマンしかりで製造業ではタナカやパナソニックプラズマディスプレイなどがある。
では業界の絶対的地位の寡占化まで成功しながらなぜ倒産してしまうかは
すべては内部の人間性の問題に尽きるのだ。
一番端的に表れるのはこの2-8-2パトレーの法則で傘下の下請けや販売店や顧客をパトレーの法則に従って集約をし始める事にあるだろう。
全体の20パーセントしか売上を上げる事が出来ない8割の人達の中に次の世代が居る事を忘れていたり
サイレントユーザーを無視する態度などそこに全体を崩壊させる芽があるような気がしてならない
逆に8割に目を掛けやせ我慢して歯を喰いしばりしているうちは大丈夫と言えるかも知れんのだ。

北海道は今着々と見えない処で新幹線が進行しているがそのあおりを食って地方の在来線がどんどん廃線になっていく それは今までの大型倒産の歩んで来た道に似ていてJR北海道の倒産の可能性も無いとは言えない
2-8の8にも人が居て家族がいて血が通い生きている事を忘れ地方や弱者を見捨て調子こいた政権や企業には未来は無い。

衰退の一定のサイクルはマイナスから始まる終戦で始まり安定期に入った時点で力がすべてと言う慢心が生み出されてまた戦争で終わり
始まりを忘れた中で繰り返してる様に思えてならない。

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