九州の連中と一緒に飯場生活をした時に何処の出だったか忘れたが
「 泣こうか?飛ぼうか 泣くぐらいなら飛んでしまえ 」
と言う言葉が九州にはあるらしい ま~やんちゃな奴らだったと俺でさえ思う奴だった。
倒れた屍を糧にし乗り越えてゆく根性のある国民のいる国には商売も負けてしまう。
日本はいつの頃からか子供達に冒険をさせなくなった、それは高校のバイクに
免許を取らせ無い 乗らせ無い 持たせ無い 三無い運動に代表された。
その運動の渦中にバイク販売店をやったので子供達と親と学校双方を見て来たが
学校の事なかれ主義と母親達の子供の私物化が現在の恥知らずで嘘吐き内閣と造ったと言っていい。
税金を払う側は書類5年間保存義務で税金を貰う側は一年未満で廃棄
安定期に入ると多くの人は冒険をする事がなくなってゆくと思うし
現状でなんとか食っていけるならと必然的に現状維持派になってゆくのだろうと思う。
今から35年ほど前の高校の三無い運動の最中の高校夏休みに中古のバイクを買って銭が無かったK君はわずかな銭を持って原付バイクマメタンに布団を積んで
行ける処まで行こうとした。
野宿しながら走りガス欠した処でツーリング中のバイク乗りが止まって燃料を恵んで呉れたそうで食糧はキャンプ場にゴチになったりとその手法で夏休み中に北海道一周をした
やり方はどうであれ 当時は人情もありそれに支えられたそんな子供達が沢山いた。
片や遥か上では当時から反抗しない冒険しない言いなりになる大人を作る作業が学校で進行して行ったのだろうと思う。
それはやがて最低限の家族なり付き合っている相手なりと弱い者に対し優にたった誰でも持っている小さな権力と立ち位置を守る為に嘘も付く暴力も振るうと言うふうに発展してどうにもならくなってゆくだろう。
冒険は人生で自分を試す旅でもあると思う。
失敗の中で学ぶ事は本物だと思うのだが
失敗や心の怪我なんか赤チンとイタドリの葉っぱでも貼っておけば治るって
強くあれ敵は自分の中にある。