人類皆兄弟

年齢的にもうないべと思う呑み会が終わった。
一人ではほとんど呑むことがない俺は酒はある程度は本性が現れるとは思ってはいるが
呑む相手を選べる立場なので付き合いの酒も呑まんので嫌な酒呑みに遭った事があまりないが
これからはじっくりと呑むようにしたいと思うようになった。 


「 ここに郷土あり 」栄井 直蔵著

を知らない人がわざわざ読んではどうかと届けて頂いた。
留萌や増毛の郷土誌で内容は幕末から始まりかなり面白いのだが
どこかの学校図書館所蔵の本で廃校とともに廃棄される物だったらしい 
著者は明治44年生まれで出版は昭和45年 書き出しも内容も明治の人らしい淡々と進む内容で専門書に近い
この難しい本でもっとも興味を抱いたのは本の最後に図書館の貸し出し表が付いていて
貸し出し 6の6 帯出者氏名 某何某 貸し出し期間 12月15日 返却日12月19日とあり内容と難しさからか
借りた者はたった一人しかいない 
当時の12月と言えば真冬である家に籠る事が多くなるその時期に借りている。
雪国の子は感性が鋭くなるが 過程がそれがまた面白い
多分想像するには小学校 6年6組だと思うのだが 発行日が昭和45年なので小学校6年でこの難しい本を某何某は4日間で読み切ったのだろうか
昭和45年というと北海道には居なかったが書いた人物より この難しい本を借りた某何某に興味をひかれた。
う~ん~某何某はフルネームでわかるので誰かに聞くだけですぐわかると思うが小学生でこの本を読もうと思う その人物が面白い
この本を頂いてから何度も眺めたがつくづく思うのは歩いてもわずかの留萌管内の地域にミステリーが一杯詰まっているのだと思った。
面白いな~と思いながら仕事していたが
ほぼ毎日宛名書きをしてるがふっと都道府県から始まりたった4行から5行程度の書き出しでその人にたどり着く
酔っぱらった頭に浮かぶ なんなんだろうこの宇宙観はと

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