続趣味の世界

俺も物好きで軽レンタカーから小さい処では合鍵屋にこれは全く無い鍵を作る処までやって結構稼いだ 
元手を掛け過ぎたラーメン屋に 
パンク修理屋から修理工と様々なモノに手を出して殆どが収益面から見たら失敗に終わっている。
何かをする時にそれが幾らになり儲かったら何をしようと殆ど考えなかったモノほどのちに収益に貢献する事の方が多かった。

日本製品の良さは国の狭さが良いのだと思う。
使う人と作る人の近さが製品に反映されて来たのだ。世界三大バイクメーカーは本田、ヤマハ、スズキだが
販売店が地元密着店だった 末端の使う者の意見がすぐ汲み上げられ製品に反映されてゆく
海外に一度も行った事は無いが 末端の今にも倒れそうな零細販売店の意見が真剣に取り入れらるなどは世界でも珍しいのではないのか
国が狭いそれが世界に支持されていったのだ。

夕方に旋盤から離れた雪駄に腹巻のオヤジが道路で夕涼みしてる時の近所の旋盤屋のオヤジが自分の今日の成果を自慢に来る。
素人は素人なりに作る苦労も考えずにアッタラコッタラ言いに来る ムッタシ来たオヤジは改良を考える。
働く、物を作る、 その事自体が採算を度外視した趣味の世界に入ってしまった結果
趣味の世界だから良いモノが生まれて来たと言っていい
良いモノが出来て喜ばれ やがては関わる人達も 
働く事 生きる事 自体が採算や収入を度外視した趣味の世界になってゆく
そうなった時にイライラやアオリ運転や製品偽装なども無くなってゆくような気がしてならない

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