最近また夜中に起きる癖が再開し始めてしまった。
それもおまけにリアルな夢をみるようにナッテシまった。
一度起きると眠れんのだが この辺りは漁師さんなので朝が早くて4~5時と言うと
窓の外で漁師の母さん達がドッタラコッタラと五月蠅い
窓にはベニヤ板を立て懸けて朝日をさえぎるカーテンの代わりにしてるのが悪いのか 音を吸収しないのかよけいに聞こえる。
なぜ窓にベニヤかと言うとカーテンを買って窓に合わせて作るのも面倒臭いのと光が強烈なので板にした。
窓の枠に合わせてベニヤ板を切って内地の雨戸のようにして寝る時に窓にはめて寝てる。
北海道で暮らしていたクソガキの頃はどこの家もかなりの金持ち以外はカーテンなどはしていなかったので。
内地に居る時にはあの雨戸が逃げ場ないような閉塞感でもの凄く嫌だったが年食ったのかいまは狭い所が好きになった。
車で内地から帰って来た時に幌糠と美葉牛との国境(くにさかい)に峠があり美葉牛から来て峠を越えて峠が終わる少し手前の左側に一軒だけポツンと木造板張りの小さな家があった。
どう考えても畑は小さく人が暮らす場所ではなかったと思うのだが
その家はいつもカーテンがしてなくて半紙板のガラス窓から家の明かりが見えていた。
その家から漏れる光を見ると あ~あ~やっと北海道に帰ってきたな~と毎度思った。
冬の魚運びのトラックに乗っていた時もその家を見ると無事に帰って来た思ったものだったが
いまはもう高速道路が出来て面影も何もかも無いが
峠や駅前の景色は行きかう人 特にそこの出の人には大きな影響を与えると思うので
自分の家だからと、やみくもに新しくするのはチョットおやめになった方がいいと思うのだが
いまはどの道 変わりようがない田舎なら変わらない事に意味があるような気がしはじめた。
いまは遮光カーテンが全盛だが俺が思うにカーテンを変えたら犯罪が減るのではと思っている。
タカミもどこまで来たらやら