あ~あ~肝焼ける~

造るの掛かった金額でミニキャブを売り帳尻を合わせようと思っているのが
なにせ下手くそなのと頭の悪さで材料が無駄に切られてゆく

両面に50ワットのソーラーパネルを取付ける。
骨組みは強度不足で何度もバラして組み直しをしたが基本的な事が出来ない事がよくわかった。

それは電動丸鋸で切る時に木材を真っ直ぐ切っていない事に気付いた。
切断面がぴったりと合っていないのでグラつく事がわかった
真っ直ぐな切り口は大工のオヤジは長年の修行で簡単にやってのけるが
25mm×30mm角材をここまで組むのは初めてで
量産された機械の修理屋は寸法を測る事や削ったり切断したりする事は無い
合わない部品に手を付けると返品が出来なくなる為に禁じられて来たのもあるが
なにせ手先がぶきっちょなのだ。
俺は思うのだが電動丸鋸は刃に対して持ち手がオフセットしてる これが真っ直ぐ切れない一番の理由ではないかと思うのだが

どこかで真っ直ぐ押す電動丸鋸が作られると思うのだが 
それまで待てんので近くに元大工でいまは漁師の船頭オヤジがいるので聞くが技を身体で覚えてるので
説明を聞くのだがよくわからん
「 あ~あ~肝焼ける 」と言うばかりで何がなんだかよくわからん
いまさら大工修行の為に食うだけで給料無しの丁稚奉公4年に出て お礼奉公一年もしたらもうこの世にはおらんわい
と思いながら作業をする。

ちょくちょく見に来るのだが「 あ~あ~肝焼ける 」と言うばかりで元棟梁 現船頭は自分では手を出そうとはしない
今更になって 
やり方や方法は教えても自分が代わりにやってしまっては若い衆の成長を止める事を荒海に出る船頭に教えられた。
短腹な俺は若い子達に本当に今更で申し訳ない事をしたと反省してる。

9月からまた厳しい冬の日本海で桁漁が始まる 
船頭は板子一枚下地獄の冬の海で働く若い衆に自分の命は自分で守れと身体で教える。

そんな訳で切断は手鋸で切ってるので細々としか進まんし 無駄になった材料は細かすぎて冬の暖房にもならん
これが出来たら北海道縄文人に出逢う旅に出ようと思うのだが
いつの事やら
修理屋はネジは右回しを覚えるだけで後は知ってるかどうか予習復習する事だけでなんとかなるが
俺は手先の大工の仕事や一次産業は出来ない事がよ~くわかった。

も一つわかった事はタコの肝はここらでは食される事はないが道南では普通に食われて美味らしい~
陸続きで文化の違いは面白い 早く行きたいのだが~

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