続24日十日町市なんじゃこりゃ~

初めて見てあまりにも驚いたので写真は殆んど撮っていないがロビーにやたら大きい人では持つ事が出来ないほどの火焔土器のレプリカが展示されている。
火焔土器を縄文土器と一緒にするには無理があると思うのだが
北海道でも800年ほど前に突如として消えてしまったオホーツク文化があるように信濃川周辺だけが早くから渡来系弥生人による文化圏があったと考えるべきではないのか 弥生系の大きな特徴は集団を神と言うもので統率して来てそれは現在の神社などに表れている その祭典に使われたのが火焔土器ではないのか 
複雑な土器は実際の煮炊きには面倒臭いし破損の心配もある。
面白すぎるが旅も終盤になって見たのでそれ以上新潟県内の探索は行う事が出来なかった。
縄文時代が長く続いたのは小さな集団だった事と狩りが主な食糧調達方法で今日がダメなら明日が有るさとあまりクヨクヨしない大雑把な性格だったのが良かったのではないかと思うのだが
弥生になると天候や収穫物の横取りや種籾の管理などが必要で先の心配事が多かったと思われる。
心配事を与えられ心配が多ければ多いほど人は管理されやすくなる。

北海道では紀元1300年頃までと縄文時代が遅くまで残り 釧路北斗遺跡展示館にゆくと縄文時代でも続縄文から擦文と変ってゆくさまを見る事が出来る。
東北をかなりの年数を回って歩いたが秋田県北部から青森県などは人相が違う吉幾三や千昌夫風のガッシリ系が多く見られる。
稲作に適さない気候が弥生人の定着を阻んで来たのではないかと思うのだが稲作文化が育たない処は狩った獲物を塩蔵と言う方法で蓄える為に青森の塩分取り過ぎが現在まで続いていると思うと面白い


23日はある高齢トラックドライバーに逢いに三国峠を越えて太平洋側の一号線をひたすら走った。


新城から一号線 どこかに行ってくれと思ったが目の前をこのミニクーパーがかなりの時間一緒に走っていて
なぜ鳥は丸い物が嫌いなのか分かった
この丸いテールレンズの中にさらに丸がありレンズを見続けると何かしら意識が催眠術に掛かった様な変になる感じがする。
こういうタイプのテールレンズは作るべきではないし要注意だと思う。

トラックドライバーは車の中で何日も寝泊まりするなど拘束時間が多く普通の給料体系では成り立たない為に今でも出来高払いの個人事業主が多く独身者が多い
その年金は万度に貰っても月6万程度しかない者が多く さらに収入が不安定な事や事故などで未納者も多く老後の不安の為に高齢となってもトラックから降りる事が出来ない者が多い
もう充分生きて来た今度は ここ増毛で魚の網外しでも手伝いながら暮らせと誘いに行ったが酒を呑んでる時は一旦は決心したが 
翌朝になったらやはり生活の不安からトラックから降りる事は出来ないと言った。

日本の物流を支えた者達の末路をみた永久の別れにならない事を願うばかりだった。

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