早くの罪

俺の経験則では
路上で寝ていようがホームで寝ていようがどんなに可哀想でも 
何か買って食えとお金を直接渡してはいけない
何かを食わしたいならアメやパンなど小さな物を買って半分づつ分ける。
家に連れ帰ってメシを食わしては絶対に、が付くほどやってはいけない
中にはパラサイトにしてしまう場合もあり共依存になってしまう場合もある。
俺の場合は場馴れしてるし食った分は働いて貰うが
そこから先は行政に連絡をしてやり遠くで見守る事が一番いい方法だと思う。
全国にいる伊達直人はやっぱり賢者なのだ。

ボート屋だった俺がある日自分のやってる事に気づいた。
ボートとヨットの大きな違いは
ヨットは風が吹かなければ戻ってこれない仕事にもゆけない
風任せで暮らせる人達で それなりの資産を持っている。
ボートは成金で目の前には苦労をしてやっと買ったボートがあり月曜日には何が何でも仕事に復帰せんといかん 
あくせく稼ぐ人達で苦労人が多く
遊び方も豪快だったが その人達は鴨の水掻きなのだ

そんな中に今日のメシも満足に食えない子達が居る事は決していい事ではなかった。
いま目の前で遊んでる人達の苦労した部分がスッポリ抜け落ちて今しか見えていなかったのだ。
自分にも遊ぶ権利があると思わせた事は俺の大きな罪だっと気付いた時から
自分をどこか安全な場所に置いてる仕事してる間は深く関わるのはやめようと思った。
いま満足に暮らせない小さな子達に鴨の水掻きを理解する事は無理があった。
ボート屋だった俺の罪は大きい

が~懲りないのが俺で今日から土日ラ~メン屋を
様々な事を経験したが地道にコツコツの背中にはかなわない

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