増毛港を15時に23FT、22FT、24FT すべてVハルの船3隻で先発組出港。
直線距離にして約67キロ 37海里
出港前の直前波浪予測は0から0,5メーター(沿岸波浪モデル予想(気象庁発表))この予報はよく当たり
出港時には殆ど波が無いに等しい
ただ気になるのはロシアのテルネイと増毛の丁度中間あたりに0,5から1メーターの波の小さな塊がぽっかりとある事と陸では0,5メーターの波の中に小さな5センチほどのさざ波が見える事。
この小さなさざ波は山瀬が吹いている事の証で増毛にとっては南風か東風が吹いている場合に起きる。
この風が吹くと事は近々に風の向きが北風に変わる場合が多く
今回は一隻ではないのでなんとなく嫌な感じがした。
出港直前にヨットは天候が悪いと言っていたので
誰かが戻ると言ったらその時点で戻ると言って出たが
単なる経験不足でプロの漁師なら当然予測が付いた事だったし
焼尻島には長年の友人もいるので事前に電話をして意見を聞くべきだった。
別に遊びに命を掛ける必要はないが遊びにもある程度の決断をしなければならないし
その行程が仕事に生かされる事は大いにあると思っているし実際にそうだと思う。
自分の身で実際にしてみてこそ役に立ち生かされて行くと思う。
仕事と遊びの違いはやってる事が自分の為なら遊び 誰かの役に立って初めて仕事
給料は貰うが誰の役にも立っていない場合や貰った金額に見合わない場合はほぼ遊び
テレビのアンビリードッタラコッタラなどの安直な物を見て
その立場に立った時に自分でも乗り切れると思う勘違いが起きる事は
これはテレビゲームの危険性とほぼ同じと思っている。
ただし本や活字だけは上手く説明は出来ないが俺の場合は参考に成っているし現実には時間がどんどん進み状況も良くなるか悪くなるかどっちにせどんどん変わり
その時に正常な判断が出来るか、間違った意思伝達が行われていなかったか
を振り返って検証の為にも書いておかなければならない
常に危険を回避状態が必ずしもいい結果を生むかと言ったらそうとは限らない
それは包丁が危険だから使ってはいけないと使えない状態が起きるに近い。
ただし危険な状態の境界線がどこなのか知る事は個人差があり経験しかない
その場合は自分一人で行けが 俺の持論だったが今回はリーダーとして申し訳ない事したし責任も感じてる。
心理状態も事前下調べも装備も何がまずかったのかを忘れないうちに書き残して置き これからの反省と教訓にしようと思っています。